2004年2月28日

理想のスナップ専科は? (8)

手持ちの機材で当面はやりくりする必要がありますが、どうしてもなんとかしたい点がひとつ。
「イベント系で望遠が不足する」
「E-1 + 14-54mm」の場合は35mm換算で28〜108mm相当になります。そして「50-200mm」に付け替えれば100〜400mm相当ですので、カバーできる範囲は28〜400mm相当となり大抵はこれで十分。そう「大抵は」なんです。レンズ交換ができない場合に対応できないのです。イベント会場など人混みの中でいちいちレンズ交換などできません。「もう少し望遠が欲しい」「せめてE-20のように140mm相当まであったらなぁ」と思うことがあります。

早く二刀流体制にしたいところですが、サブカメラをどうするのか以前から悩んでいます。当然の如く画質はE-1と同等であることが必須条件になり、タイミング的に「D70」が最有力候補に挙がった分けですが、二刀流体制だけのためにD70を買うというのは高すぎる買い物です。

もう一度「何が必要なのか」を冷静に考えてみたところ「せめてE-20のように140mm相当まであったらなぁ」さえなんとかすれば良いことに気が付いた。もうちょっと望遠側があれば、E-1単発でイベント系もなんとかなるのでは?

それを実現する秘密兵器が実はありました。
・ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter EC-14
これを「E-1 + 14-54mm」に装着すると35mm換算で「約39〜151mm相当」になり、私が必要とする画角を満たしてくれます。
「50-100mm」に装着すれば「約140〜560mm相当」ですから超望遠を手に入れることができる。

さっそく手に入れなきゃ。
E-1を購入したカメラ屋で価格交渉して取り寄せてもらっても良いのだが、2回も店舗に出向くなんて面倒。
ネット通販で保障がしっかりしているところに注文。20%offだからそれほど安いわけではないが、そのショップの「2000円割引券」を使うことができ、そこそこ安く買えた。
消費税と送料含めて45680円なり。
デジカメレベルの金銭感覚からすると「高すぎ!」と思えるのですが一眼レフカメラの金銭感覚だと「まあこんなものだろ」ですから、やっぱりE-1クラスに使うレンズ群は高くてもまあ仕方がないのかなと思うようになった。

発注して暫くするとショップからメールが届いた。
「本日発送しました」早!

私にとっての「理想のスナップ専科」は存在しなかったため、シリーズ「理想のスナップ専科は?」はこれにて打ち切り。
夏ごろには新機種がいろいろと登場するでしょうからその時期に「続・理想のスナップ専科は?」を開始しようかと思う。