2019年10月28日

α7IIIに適した標準ズーム「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD」を購入

先日の琵琶湖遠征では琵琶湖の猫島「沖島」のために「α7III + TAMRON 35-150mm」を使いましたが、その重さには途中で嫌になってきました。

重かった「6D MarkII + 35-150mm」は
EOS 6D Mark II … 約765g
35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD … 796g

軽くなったはずの「α7III + 35-150mm」は
α7III … 約650g
MC-11 … 125g
35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD … 796g

実はマウントアダプターを使う必要があるため、若干重くなっています。機材が1.5kgを超えると2、3時間歩きながらの撮影ではその重さが嫌になります。(琵琶湖遠征初日は3か所撮影したため正味6時間の撮影タイムでした)

帰宅後、どうしようかなと悶々と過ごしましたが…

純正の「FE 24-105mm F4 G OSS」なら663g。キタムラ店頭でカシャカシャやった時もこのレンズでしたが、重量バランスは良かったです。写りにハズレはないはず。その代わり、F4通しのレンズの割には実売価格も高額です。猫島で使うには望遠側が足りません。

「ポチッの決め手がなぁ」と悶々としているとTAMRONからプレスリリースあり。

フルサイズミラーレス用大口径F/2.8ズームレンズシリーズ第三弾
小型・軽量ボディとこだわりの描写性能を両立した大口径望遠ズームレンズ
70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)

これを買えば良いのでは?

「35-150mm F/2.8-4」を「70-180mm F/2.8」にすると標準域がなくなるので、「E-M5 MarkII + 12-40mm PRO」との2台体制で良いかもしれない。それまでは重いけど「35-150mm F/2.8-4」を使う。

としておけば、散財を防ぐことができるのですが、相変わらずの「自分で試してみたい」が物欲を刺激して、ポイントが大量にもらえるタイミングでポチッ!!

3日間悶々として4日目の朝にポチッしたので、そこそこ考えてのポチッです。といっても「ポイントが大量にもらえる」が切っ掛けですが。


25日の朝ポチッで26日の夕方に届きました。


「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD」

ソフトバンクは囲い込み商売で必死ですので、YahooショッピングでTポイントとPayPayを大量にもらえます。もちろんポチッのタイミングの見極めは重要です。

販売価格87500円に対してTポイントが9625、PayPayが12250貰えます。‭実質65625‬円ですので、「悩んで悩んで長期間使うために買う」という価格ではありません。「FE 24-105mm F4 G OSS」だと実質12万円を切ることがないので、気軽にはポチッできません。


「28-75mm F/2.8」は「35-150mm F/2.8-4 + MC-11」より二回りくらい小さいです。「28-75mm F/2.8」は550gですので、371gの軽量化です。


α7IIIに装着すると、フルサイズ機だと標準ズームでも小さくなりません。だからといって写りを犠牲にした「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」は使いたくありません。


さっそく試し撮り。「いったいどこまで寄れるんだろう」というくらい広角側は接近できます。


カタログでピントチェック。フードが超接近で当たりました。


広角側だとここまで寄れます。


望遠側はちょっと離れる必要があるため、これが限度。よく見ると最大撮影倍率は28mm側と75mm側であまり変わりません。パースの違いを楽しむということでしょうか。望遠側で寄れるようにするには、もっとレンズが長くなってしまうので、仕方ありません。


焦点距離75mmで絞りf2.8なら必要十分です。


軽量化とコストダウンのためなのか、レンズにはスイッチが一つもありません。AF/MF切り替えはα7IIIのカスタムボタンに割り当てます。


「フルサイズ機 + F2.8通しの標準ズーム」と「マイクロフォーサーズ機 + F2.8通しの標準ズーム」です。かなり小さくなった前者ですが、重量の違いは結構大きいです。

α7III … 約650g
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD … 550g

E-M5 MarkII … MarkII約469g
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO … 382g

実写編に続く。