2019年12月14日

スナップ専科「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」試し撮り

短い期間に機材をあれもこれも買ってしまうと試し撮りもなかなか進みません。昨日は「α7III + FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」で島猫を相手に猫瞳AFを試し、本日は「LEICA DG 15mm/F1.7」をスナップ用途の試し撮りです。

本日の撮影機材
・E-M5 MarkII シルバー
・LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
WBはAUTO
ISO100固定
露出補正なし
RAW現像時に仕上がりを「Vivid」に変更


試し撮りの前にちょっと用事があるため、久しぶりにホームコースを走ります。マイクロフォーサーズの場合、焦点距離15mmの絞りf1.7でも被写界深度が深いため、基本“絞り開放”でいけます。よって「絞り開放で実用的なレンズ」が必要ともいえます。


用事を済ませていつもの鞍ヶ池公園です。「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」は「逆光でも結構いける」という評判通りの写りです。絞りf1.7だと露出オーバーになる場合があるため、ここからは絞りf2.0です。


「E-M5 MarkII」はMFで合わせやすいため、ネットや金網を気にせずに撮ることができます。


等倍切り出し。絞りf2.0だとちょっと甘いかなという感じです。


ひたすら撮りまくるという余裕があるなら「動物瞳AF」がなくてもなんとかなります。近接撮影の写りはとても良いです。


絞りf2.0で遠景撮影。


換算35mmを風景撮りに使うと“ちょっと狭い”と感じますが、換算30mmならそのようなことはありません。24mm、28mm、30mmそれぞれに合った撮り方をすればいいだけですが、35mmまでいくと狭さを感じます。


今日は近くで木曽馬を撮ることができました。ここまで「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」が写るなら、今まで“スナップ専科”として買ってきたレンズを使うことは皆無になります。


等倍切り出し。馬にまとわりつく小さい虫がしっかり写っています。


絞りf4.0で遠景撮影。


等倍切り出し。「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」は、まあまあ写りが良い単焦点レンズですが、残念ながら「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD」に負けます。もちろん、便利ズーム「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」には勝っています。


遠景の写りは普通レベルですが、近接なら十分すぎる写りです。