2005年5月15日

2005スーパー耐久・鈴鹿300マイル

2005スーパー耐久・鈴鹿300マイル

2年連続で雨の決勝になった「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」であるが今年は“曇り時々晴れ”というレース日和の一日でした。午前中に少しだけパラパラと雨が降ってきたときは「まさか今年もか!」なんて心配しましたが…

昨年と一昨年は予選日に行きましたが、今年は仕事の都合(というよりは休日の関係)で決勝日だけ出撃となり、なんとなく気合もあまり入っていませんでした。真剣に写真を撮るのなら予選日の方が良いのですが、どうしても「バトルシーン」だけは決勝レースでしか観れないため、今回はバトルシーンを撮ることを目的として出撃。

ではどこでそれを狙うのか、どういうアングルで、どのようなシーンで、というイメージ作りができないまま当日を迎えたことと、渋滞回避のために朝一での現地入りした事でスケジュールの都合上「午前中は何もすることがない」という暇な3時間を過ごすという2点からやはりテンションは低め。

ところがところが目玉のピットウォークがそれはそれは大変なことに…。

今年のスーパー耐久のピットウォークは車(andドライバー)目的の観客向けとネーチャン撮り目的の観客向け用に入り口を分けてくれていて、観客が多い割にはしっかりと大勢のRQを撮ることができた。「鈴鹿も富士みたいにグリッドロードにRQを並べてくれたらいいのになぁ」と私が朝からボヤいていたことが通じたのでしょうか(笑)。いっしょに行った同僚3名とも大満足のピットウォークだったようです。

屋内でのポートレート(ネーチャン撮り)で多用してきた「ポートメートA」を今回使用しています。バストアップ撮影だとどうしてもお肌の荒れ具合まで描写してしまうため望遠レンズに「ポートメートA」は必須かもしれません。そのため引きの写真にはフィルター無しの標準ズームを使うことにしましたが、撮影中でのE-1←→E-300の持ち替えのタイミングが結構難しく上手くいきません。目線を貰っていても持ち替えのためにカメラを下ろしたタイミングで撮影が終わったと思われてしまう。よって距離を考えて最初からどちらで撮るか決めてから最前列に突入。持ち替えが唯一成功したのは丁寧な対応をしてくれたエンドレスギャルだけでした。「こっちでも撮ります」とE-300を指差しながら言いましたけど。

今回はムダ撃ちが殆どありません。1カットに縦撮りで一枚、横撮りで一枚撮っただけでした。目線を貰えそうなタイミングで手を振って「おねがいしま~す」で目線ゲット、まずは縦位置でカシャ、ストロボチャージを待ちながら横撮り位置に変えてカシャ、そして「ありがとう~」でオシマイ。よって全部で60枚ちょっとしか撮っていません。ストロボをパシャパシャ焚いて“こっちを向いてね”作戦もありますが、一声作戦の方が確実であることと最近なぜかストロボチャージに妙に時間が掛かるようになったことでムダ撃ちができなくなったというのが本当のところ。そして最近特に気が短くなったのか一声掛けて目線貰えるのにならさっさと声を掛けちゃえとなるわけです。

目線をくれた大勢のお姉様方、ありがとう~

「雅 オンステージ」では、野田社長のパワー全開トークと雅の初々しいステージを見せてもらいました。


一昨年、昨年と2年連続で雨の決勝レースでしたが、今年はレース日和となりました。ただ、日差しが出たり隠れたりして露出合わせにひと苦労。

今回の決勝レースですが、約3時間も撮っていた割にはなんだかイマイチな写真ばかりでした。少ないながらもお気に入りは、縁石を使ったコーナリングをする「ランエボ」の後姿かな。

「普通の流し撮りはもう飽きた。今回の課題は…」なんて作シーズンから取り組んでいますが、今回の「バトルシーン」については撮影場所からしてチト外していました。バイクのレースなら逆バンクでも良いかと思いますが、箱車の場合は絵になりにくいです。案外素直に第1コーナーへの突っ込みと第2コーナー立ち上がりを狙った方がいいかも。あえて逆バンクで撮るのならば土手の下のフェンス越しで正面に向かってくる写真の方が迫力が出て良い。 (Pokka1000kmで実証済み)


クラス優勝「ARTA F.O.Sアルテッツァ」


縁石を使ったブレーキング、速い車はこれをやっていました。


インテグラの中ではこの「RISO☆VBCインテグラ」のカラーリングが一番良いと思うよ。


砂煙を巻き上げて疾走する「EXTOLL with FAB YH」とてもアグレッシブな走りを見せてくれた。


クラス2位おめでとう「FALKEN☆PORSCHE」


Z vs 7 ライバル対決


クラス優勝「ADVAN DENAG GT3」レース序盤から独走状態。


クラッシュ!!「JMCインテークマジックプロQs’エボMR」


イマイチ不調だった「エンドレスアドバンZ」次回に期待。


バックファイアコレクション


これぞテールツーノーズ (TAIL TO NOSE)。同車種ゆえにお互い譲れない。


クラス3位「エンドレス アドバン ゲンバラGT3R-R」。


クラスを越えたバトルが最後まで続く。


7 vs 7


インテグラ vs アルテッツァ


インテグラ三つ巴のバトルは圧巻。


NSXを押さえて走るアルテッツァ。