2020年11月16日

「PEN-F」で日の出を撮る

11月5日

1時間毎の天気予報をチェックしてみると今朝は日の出が拝めそうです。前回は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」を使いましたが、今回は「PEN-F」のために購入した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」を使います。


f/4,1/50秒,ISO1600,12mm

この場合は「E-M1 MarkIII」ならスローシャッターでも手振れすることがないのですが、「PEN-F」だと何度撮り直しても手振れするため、ISO感度はAUTOにしました。


f/4,1/60秒,ISO80,12mm

時刻は6時8分。日の出まで寒さに耐えながら待つしかありません。

オリンパス機に比べてSONY機は青空がマゼンタ寄りに転ぶ傾向があります。α7IIIだけでなく、RX100M3、RX10M4も同じような傾向にあるため、あえてそのような色味にしているのでしょうか。先日、同じ時間帯にRX10M4で撮った写真と比べてみます。


「DSC-RX10M4」

全く違いますね。


f/4,1/250秒,ISO80,45mm

「もうそろそろかなぁ」からが結構長く感じます。


f/4,1/160秒,ISO80,12mm

先日も見かけたシニアさんが「昨日の日の出時間は6時21分だったよ」と声を掛けてくれました。どうやら毎日、日の出の時間帯に散歩しているようです。


f/4,1/200秒,ISO80,45mm

退屈ですが場所を移動するわけにはいかないため、すぐ近くのものを使って撮影を楽しみます。朝陽とか夕陽を使ったシルエット撮影も昔から好きです。


f/4,1/500秒,ISO80,12mm

6時22分、日の出です。毎日少しずつ日の出の時間が遅くなります。早起きする必要がないというメリットもありますが、出勤日は慌ただしくなるので、さらに遅くなると日の出だけ撮影となってしまいます。


f/4,1/1000秒,ISO80,45mm

この場合、テレ端でも換算90mm相当だと中途半端な構図になってしまいます。広角と望遠を使うなら換算200mm相当は欲しい。よって「12-100mm F4 IS PRO」は万能レンズなのです。重いので「PEN-F」で使うことはなく、「E-M1 MarkIII」で使うのがベストです。


f/4,1/800秒,ISO80,45mm

場所を移動していつものシルエットを狙う建物。


f/4,1/500秒,ISO80,-0.7補正,45mm

逆光につよい「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」ですが、ゴーストが出る角度を探してみました。ここから僅かに上下どちらかに角度を変えるだけでゴーストは消えます。


f/4,1/320秒,ISO80,45mm

ミラーワールド。反射させて撮るのも好きです。


f/4,1/1000秒,ISO80,12mm

再びシルエット。ここはレンズ性能が試されるシーンですが、全く問題ありません。


f/4,1/250秒,ISO80,45mm ピクセル等倍切り出し。


f/4,1/320秒,ISO80,45mm ピクセル等倍切り出し。

ここは「月と雀」を狙うためにちょうど角度を探しました。気配に敏感なスズメはすぐに逃げてしまうため慌ててシャッターボタンを押したことが原因なのか微妙にピントがあっていません。

「PEN-F + 12-45mm F4.0 PRO」はぶらぶら散歩しながら撮影を楽しむにはちょうど良い大きさです。