2006年8月19日

SUPER GT 鈴鹿1000km 2006

伝統ある四輪の夏の祭典「Pokka1000km」、今年はスーパーGTとのコラボレーション(?)でGT初の1000kmマラソンレースが実現…。

今年の「Pokka1000km」は「2006 オートバックス SUPER GT シリーズ第6戦 第35回 インターナショナル ポッカ1000km」というとても長い名称になっていますが、経営不振にある「ポッカ」をGTアソシエイションが救済することで「Pokka1000km」を存続させることができたといったところでしょうか。

鈴鹿サーキットそのものが“遊園地”であることからして、夏休み期間の遊園地(+プール)で開催されるレースの観客動員数は相当なものです。とはいえ、昨年度までの「Pokka1000km」ならば予選日の人出はそれほど多くなく、落ち着いた雰囲気があります。決勝日は相当混みますが、それでもまだ我慢できる範疇の混み具合。しかし、今年はただでさえ人気があるGTが真夏の鈴鹿で開催となったわけですので、決勝日の激混み具合を想像するだけで倒れそうになり、とても決勝日には行く気になれません。“レースを観るだけ”ならば「J sports ESPN」の放送を自宅でのんびり観た方が平和。

ということで「決勝日に観にいく!」と張り切っていた同僚M君には申し訳ないが、単独で予選日“だけ”出撃した。(もともと予選日“にも”行くことになっていたし)

さて出撃するからには何らかの目的が必要ですが、今回は何も思い浮かびません。そういう場合はドタキャンしてしまうパターンが多いのですが、とりあえず「車」撮影をメインとして「30D+70-300mmIS」、予備として「TZ1」を持っていくことにした。

昨夜、スケジュール表を見ながら念入りに今日の行動予定を作ってみたが、イザ現地入りすると最近の精神的な疲労続きのせいかモチベーションが全く上がってきません。午前のGT300クラス、GT500クラスの予選アタックを「30D」で撮影していても“ワクワク感”が全くなく、ただ撮っているだけという雰囲気。飽きてきたので途中から「TZ1」で撮ってみた。こちらの方が新鮮味があって多少なりとも撮り甲斐があったかも。

撮影機材: DMC-TZ1

「CANON EOS 30D + 70-300mmIS」ならこのくらい撮れて当たり前という写真ですが、とりあえず迫力が感じられるものをチョイスしてみた。

撮影機材: CANON EOS 30D + 70-300mmIS
アスファルトを測光してマイナス0.3になるようにマニュアル露出で撮影。
シャッター速度は1/60秒または1/40秒
(サムネイルをクリックすると大きい写真が表示されます)

JIM CENTER FERRARI DUNLOPJIM CENTER FERRARI DUNLOP

プリヴェチューリッヒ・紫電プリヴェチューリッヒ・紫電

雨宮アスパラドリンクRX7雨宮アスパラドリンクRX7

Mobil 1 SCMobil 1 SC

XANAVI NISMO ZXANAVI NISMO Z

ZENT セルモ SCZENT セルモ SC

triple a サード スープラGTtriple a サード スープラGT

TAKATA 童夢 NSXTAKATA 童夢 NSX

WOODONE ADVAN KONDO ZWOODONE ADVAN KONDO Z

RAYBRIG NSXRAYBRIG NSX


午前の予選アタックの後は効率よく“イベント”類を撮影の予定ですが、もうどうでも良くなってきた。予選日なのに人が多い上、蒸し暑くて何もする気が起きません。今回はピットウォークを当初からパスすることに決めていたが、それは正解だったようです。現地で合流したY氏によると脚立の持ち込み禁止になったそうで、ただでさえ激混みでまともに撮れるわけがない状態にある中、脚立も使えないとなると「撮影」そのものが不可能です。

Y氏が「まさかイベント広場では脚立禁止ということはないよね」という心配をしていましが、残念ながらGTステージとかARTAステージは“脚立禁止”でした。脚立に載るとスタッフが即行で近寄ってきて注意が入る。

そんなこんなで「もうどうでもいいや」と投げやり状態で、午後のキャンギャルステージが始まる前に撤退。

撮影機材: DMC-TZ1