2008年5月17日

S5ISでソフトボールを撮ってみる

地元の中学校のソフトボール部が十数年振りに県大会に出場することになったため、その応援に行ってきました。もちろん今回も観戦するだけでなく、S5ISでスポーツ撮影をしてみました。

が、結論から言うと“スポーツ撮影”はムリです。こういう場合の使い道としては、わが子にピントをロックオンして、ひたすら追いかけるというファミリースナップに向いています。

AFが遅い、連写は無意味、そしてシャッタータイムラグもかなりあるため、“瞬間”を捉えることは不可能です。置きピンで一発勝負ですが、まあそういう使い方はS5ISには向かないでしょうね。あくまでもファミリースナップカメラということでしょう。

まずはバッティング


デジ一眼の感覚で撮ると確実に大きく遅れます。

ピッチング


液晶を見ながら撮っているとタイミングが難しいです。
何度も撮り直しましょう。

再びバッティング

タイミングが遅れてもこれならOKでしょう。
お父さんやお母さんが、わが子をこんな風に撮ったらきっと子供も喜ぶかも。

定番の二盗のシーン

残念ながらボールが来ませんでした。
ベースに置きピンして待つ必要があるため、他のシーンを撮ることができません。

クロスプレーは

これは三塁ベースにあらかじめ置きピンしておきましたが、残念ながらフレーミングを外しました。

本塁突入シーンは

こちらも本塁ベース付近に置きピンしておきましたが、タイミングが大きく遅れて残念。

という具合に、カメラマンが予想する展開になればもしかしたら上手く撮れるかもしれないという非常に確率が悪い撮り方になります。

最初からそういうことは素直に諦め、被写体を決め打ちして、ひたすら追いかけるというのがS5ISの場合は正解かもしれません。

撮影機材: CANON PowerShot S5 IS