2008年6月9日

あじさいの里

雨の平日を狙って「あじさいの里」を訪問しましたが、朝の渋滞に巻き込まれて現地入りしたのが10時頃、既に雨は上がり日が照りだしてきました。

愛知県内一番の「あじさい」の観光地である「あじさいの里」は休日には激混みとなるため、撮影をするのなら平日の午前となるわけですが、今日は観光バスが何台もやってきて団体客が大勢きていました。

「形原温泉あじさいの里」といったら斜面に咲いている紫陽花が有名です。

このように紫陽花が沢山咲いていますが、この斜面をどのように撮ったらいいのか悩みます。

前ボケを入れてみました。

背景を模様みたいにしてみました。

補蛇ヶ池の周りにも紫陽花が咲いています。紫陽花を手前に配置して赤い「補蛇ヶ橋」を背景にして撮るのは定番です。

紫陽花には雨が似合いますが、こればかりは天候次第ですので、どんよりと曇っている時ならなんとか紫陽花らしい色合いになるでしょうか。

池の西側の奥に「アジサイガーデン」があり、こちらは「色」分けされています。このように品種によっては計画的に咲かせることができるようですね。

池の南側の通路には「日本のあじさい展」の作品が展示されています。紫陽花もいろんな品種があるもので、印象に残ったものをいくつか撮ってみました。
「スターマイン」花火のように咲かせます。

「ハワイアンピーチ」鮮やかなピンク色をしています。

「レディミズキ」名前が??? 意味するものは何でしょうか。

ここまでの撮影機材は「OLYMPUS E-3 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm」です。今日は「雨」の予定でしたのでサブ機として「OLYMPUS E-1 + ZD ED 8mm F3.5 Fisheye」を持参して少しだけ撮ってみました。

魚眼レンズで撮ってみましたが、構図探しが難しいです。上手くイメージ出来ませんでした。

こういう場合は、魚眼レンズでも悩むことなく構図が決まりますが…

アジサイガーデンは観光客が少なくて、のんびりと紫陽花を観賞&撮影ができます。

“寄れる”魚眼レンズを使うとこのように紫陽花を真ん丸に撮れて面白いです。でも近づき過ぎて虫が嫌がるかも。

[豆知識]
他人の家のアジサイを人に見つからずに盗んできて玄関に吊るすと、お金がたまり、厄除けになるという“花盗人”の民間信仰が形原町にあったという。お互いにアジサイを盗み合うのを見かね、補陀寺の住職は境内にアジサイを植えた。これが花群れをつくる「あじさいの里」の始まりである。
「東海花の名所12ヶ月」より

ということで補陀寺にも立ち寄ってみました。


本日の撮影機材
・OLYMPUS E-3
・OLYMPUS E-1
・LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm
・ZD ED 8mm F3.5 Fisheye