2015年1月10日

ロングライド用の撮影機材「TG-850」を購入

通算“31台目”となるデジカメは「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough ブラック」にしました。


“自転車用デジカメ”の二代目は「防水、防塵、耐衝撃」の「μTOUGH-6010」を購入したのが2010年7月でした。

ロードバイクで走る場合は荷物を極力減らしたいため、自転車ジャージのポケットへ無造作に収納しても問題が全く起きない「μTOUGH-6010」を常用していました。水中撮影すらできるデジカメですから雨の日の撮影も無問題のため、ブロンプトンの遠征の時のバックアップ機材という役目も担っていて、何度か役に立ったことがあります。

キズ防止のためにシリコンジャケットを被せていたという点もありますが、もともと頑丈にできているため、うっかり落下させても壊れることはありませんでした。

しかしながら、「防水、防塵、耐衝撃」は大きなメリットでありますが、あくまでも「記録用」の撮影と割り切る必要があります。「FUJIFILM X10」「Panasonic DMC-LF1」「PEN Lite E-PL7」のバックアップ用途とはいえ、写りに関しては落差が大きすぎます。(これについては人によって許容範囲が違いますが…)

「μTOUGH-6010」から4年も経っているわけですので、最近の「防水、防塵、耐衝撃」のデジカメの写りはどうなのでしょうか。

というわけで、昨年11月の九州遠征後から少しばかり検討していました。どうしても欲しいというわけではないため、「この性能でこの価格なら買っても良いかな」と思えるものがあればという前提です。実は「μTOUGH-6010」の時もタイミングよく安くなっていたので買ったわけです。

で、検討していたのは「TG-835」です。このシリーズで写りを求めれば「TG-3」ですが、「ロングライドの記録用&遠征のバックアップ」のために「TG-3」は大げさすぎます。「TG-835」ならば単純に「μTOUGH-6010」の進化版になるため、ちょうどいいのです。

「TG-850」を候補にしなかった理由は、“チルト液晶”が余計なお世話だからです。この手の可動箇所は壊れる可能性があるのです。さらに“チルト液晶”のせいでシリコンジャケットを使うことができません。あえて「TG-850」を選ぶ理由があるとしたら「焦点距離:21~105mm(35mmカメラ換算)」でしょうか。遠征の時に「もう少し広角側が欲しい」と思うことがあるため、活躍機会があるかもしれません。現状は、「使うかもしれない」で携帯している広角ズームは単なる荷物になっています。

この手の機材というものは使わなければムダなものになってしまうため、1月のブルベから投入したいところ。

そろそろ「TG-835」を買おうかと価格を調べてみると、たまたまかもしれませんが、以前より値上がりしていたり欠品中になっていたりしています。その代わり「TG-850」がお買得になってきています。

春にはモデルチェンジするかもしれないため、今が買い時かもしれません。

1月6日の夜遅く、念のためキタムラの通販ページをチェックしてみると。。。「えっ!この価格なの?」

翌朝になってから“ポチッ”。

1月8日、届きました。


OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-850 Tough ブラック (キタムラ通販 amazonで21000円 1月10日時点)

ところで「デジカメを通販で買っても大丈夫なの?」と誰しも不安に感じると思います。

オリンパス製品の修理に関しては「E-PL7」で体験しましたが、いちいち購入店やサーポート窓口に持ち込む必要はありません。

ユーザ情報ページに購入した製品を登録をしておけば、オンラインで簡単に修理依頼ができます。翌日に宅配業者が自宅まで取りに来てくれて梱包も業者さんがしてくれます。修理の進行状況もオンラインで確認できます。2、3日で修理が完了して宅配便で自宅に届きます。

遠征から戻った翌日の11月26日に修理依頼。27日の夜、デジカメの引き取り。土、日曜日を挟んで12月3日の夕方、宅配便で届きました。

ということで、オリンパス製品ならば安心して通販で買うことができるのです。なお、オリンパスオンラインで購入した場合は、購入時点で製品登録がされているので手間いらずです。ちなみに他メーカーの場合がどうなのかは知りません。


「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough ブラック」は見た目が格好良いです。余計なお世話の“チルト液晶”ですが、E-PL7のような撮影スタイルが可能ですから、「もう少ししっかり撮りたい」という場合は便利かもしれません。

価格という点だけでなく「TG-835」や「TG-850」の購入をいったん保留していた理由は、私には必須となる「WiFi機能」が無いのです。WiFi機能を搭載したカードリーダーも買いましたが荷物が増えてしまうため、未だに遠征に携帯したことはありません。

「TG-835」や「TG-850」を調べてみると、随分前に購入して放置していた「Eye-Fi」が使えることが分かったため、「WiFi機能が無い」はクリアです。


さっそく「Eye-Fi」をテストしてみると、ものすごく面倒です。LF1やE-PL7のようにスマートフォンとWiFi接続して必要な画像ファイルだけ転送したいのに、何度試してもそれができません。「全て転送」では大量に撮影した後は悲惨なことになります。「なんだかな~」とガッカリ。

「Eye-Fi」と似たようなやつに「FlashAir」というのがあって、これを使えば今までと同じようなことができることが分かったため「東芝 TOSHIBA 無線LAN搭載 FlashAir Wi-Fi SDHCカード Class10 日本製 並行輸入品 (32GB)」を注文。


ジテツウで試し撮り。※21mm画角


朝陽に照らされるアンティーコ。

追記.


東芝 TOSHIBA 無線LAN搭載 FlashAir Wi-Fi SDHCカード Class10 が届きました。

さっそくEye-Fiと入れ替えてみると、拍子抜けするほどあっさり使えました。オリンパスのデジカメと相性が良いかもしれません。