2018年5月31日

互換バッテリーでE-510が復活

これからの撮影機材の主力は「E-M5 MarkII + 12-100mmPRO」で決まりですが、貧乏性ゆえに過去の遺産である「E-3」と「E-510」をこのまま放置するのはもったいないと思えます。

ちょうど1年前に「豊橋動物園」で「サーバルキャット」を撮影しました。
豊橋動物園のフレンズ

この時の機材は下記の組み合わせです。
OLYMPUS E-3 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH.
OLYMPUS E-510 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

E-3は相変わらず快適に撮らせてもらえますが、E-510が絶不調でした。電源が入ったり入らなかったり突然電源が切れたりして、ストレスが溜まりまくりです。

稼働率は低かったとはいえ長年放置したE-510は寿命なのでしょうか。せめてE-3だけでも延命させたいものです。マイクロフォーサーズに完全移行しない理由は下記の4本のレンズがお気に入りだからです。

ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.
LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6

これらを使うためにE-3が必要です。アダプターを使えばE-PL7やE-M5 MarkIIでも使えますが、やはり光学ファインダーは捨てがたいです。

E-510、E-3の発売から11年が経ちます。バッテリーをフル充電してもすぐに使えなくなるということは、バッテリーが寿命なのかもしれません。とりあえずバッテリーだけでも確保しておこうかと思っても既に純正品の流通が殆どありません。あったとしても長期デッドストック品のようで新品なのに既に劣化しているようで5000円前後の価値はありません。

今となっては今まで回避していた互換品という選択肢しかありません。とりあえずAmazonのレビューを見る限り、爆発するという危険性は無く、純正品より撮影可能枚数が少ないとはいえ使えないことはないようですので、ダメ元でポチッしました。


ものすごく怪しい雰囲気がする箱が届きました。


ちょっと心配になりましたが中身はいたって普通です。


純正品と並べてみました。

保護回路:本製品には過電流保護、過充電防止、過放電防止の保護回路が内蔵されていますので 使用機器にダメージを与えることなく安心してご利用いただけます


さて、この2台で使えるのでしょうか。

E-3は問題なく使えます。E-510は…


なんと使えます。壊れてしまったと思ったのはバッテリーに原因があったのでしょうか。ただ、撮影モード切り替えダイヤルを回すといちいち電源がオフ、オンになるため、電源レバーに干渉しているのかもしれません。

E-510が使えるのなら、重い「E-3 + ライカD14-150mm」ではなく「E-510 + ライカD14-150mm」で撮影旅行を楽しめたかなと思えますが、メモリーカードがCFというのが今となってはデメリットです。今のように気軽に「32GBのSD」というわけではなく、当時は超奮発して「2GBのCF」を買ったくらいです。

改めてE-3が対応しているCFを調べてみると
動作確認済みコンパクトフラッシュ一覧表 (E-3)

今さら8GBのCFを買ってどうなんだという雰囲気ですが、2000円程度で買うことができるようです。

無理して「E-510 + ライカD14-150mm」を使う必要は無さそうですが、重量測定をしておきます。


ライカD 14-150mmは633g


E-510は621g


12-100mmPROは641g


ストロボ付きのE-M5 MarkIIは537g

(633+621)-(641+537)=76

76gの重量差のようです。

さて復活したE-510の出番はあるのでしょうか。
※E-510の光学ファインダーはショボいです