2018年6月2日

花菖蒲の花と華2018

新しい撮影機材を買うと撮影のためにどこかへ行きたくなりますが、以前のデジカメ遊びの時のような「機材のテスト」のために無理してまで遠出する気力がありません。今回の機材は撮影旅行のために購入したものですから、試写は近場で十分です。

今年の花は全般的に開花が早いため花菖蒲も撮影のタイミングが難しいです。昨日、同僚が碧南の花菖蒲を見に行き、その開花状況の速報レポートによるとすでに満開に近いようです。これはもしかしたら、あっという間に咲いてあっという間に散るパターンが、花菖蒲にも当てはまるかもしれません。

都合よく検定試験ゲームも無理に取るのはやめたため、今週末の予定が空白ですので、さっそく撮影機材を準備してみました。しかし、「ちょっと真剣に撮ってみようかな」と機材を並べてみると、その“ちょっと”だけでも自転車では運搬できない重量になります。

E-M5 MarkII + 12-100mmPRO + FL-50
E-PL7 + 50mm F2.0 Macro + EVF
(それぞれの予備バッテリーも)

たった2台ですが、かなりの重量になるため、自転車で撮影に出かけるのなら「E-M5 MarkII + 12-100mmPRO」が限度かもしれません。


自転車なら時間ギリギリでも問題ありませんが、車の場合は駐車場という最大の難関があるため、9時少し過ぎに現地入りしました。花菖蒲を撮るだけなら時間の心配など無用ですが、今日は観光撮影会もあるのです。


今日も晴天どころが日差しが強くて少し歩くだけで汗が出てきます。肝心の花菖蒲ですが、すでに満開になっていて、そろそろピークを過ぎるような雰囲気がします。晴天が続くと短期間で枯れてしまうかもしれません。


まずは、E-PL7+マクロレンズで撮影してみます。マクロレンズらしく切れ味が素晴らしいです。


E-PL7ではMFでピント合わせをしようにもEVFがしょぼすぎて合っているのか分かり辛いです。数枚撮った中で合わせたかったところに来ているものを採用。


10年ちょっと前に試したことがありますが、「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」は硬い描写をするため、人物撮影は諸刃の剣といえます。


露出を+0.7補正しましたが、日差しが強い中での逆光ですから仕方ありません。


ここからは「E-M5 MarkII + 12-100mmPRO」で撮影した写真です。


参加者の大多数が定年後の娯楽趣味という雰囲気でも、以前の「観光撮影会」は戦場のような殺伐とした雰囲気がありましたが、参加者しているのが以前からの常連さんだとすれば、必然的に年齢も高まっているため、だいぶ穏やかな雰囲気な撮影会になっています。


E-M5 MarkIIも「FP TTL AUTO」が使え、さらにE-3のようにストロボ連写ができるため、バシャバシャと連写しまくりました。たったの50分ほどでE-M5 MarkIIでの撮影枚数が1000を軽く超えています。それでもバッテリーに余裕があるため、E-PL7より大幅にたくさん撮れそうです。EVFの見え方も次元が違うほど良いのですが、E-3の光学ファインダーには到底敵いません。


撮影会の進行役の人は構図作りに拘りがあって、なかなか面白いです。撮影場所を自由に選べるわけではないため、本来ならもうすこし左に寄って撮りたいところです。そうすれば噴水がちょうど背中に来るので良い感じになるはずです。


本日の撮影会の主役は「花菖蒲」ですから観光撮影会らしい構図で1枚。


可愛く撮れたので個人的には「本日のベストショット」です。


全4時間の最初の1時間である第1クオーターのラストショットです。ここで私は撤退です。

コンテストに応募するなら「会心の一枚」を撮るまで粘るのですが、コンテストは「老後の楽しみ」の人たちの領分ですので、今のところ踏み込まないようにしています。