2003年5月17日

「小堤西池のカキツバタ」と「ミササガパークの薔薇」

三河地区の「カキツバタ」の名所は2箇所あります。

・八橋
・小堤西池

簡単に違いを書くと前者が「人工(人手によるもの)」後者が「天然(自然まかせ)」です。

“人に見せる”という観点からすれば前者が数段上のわけですが、国の天然記念物に指定されている貴重な「カキツバタ」も一度は観賞しておく価値はあります。

私が「撮りに行くぞ」と決めた後、偶然にも連日のように「小堤西池のカキツバタ」が新聞に載っています。おかげで歴史的背景なども勉強になりました。

「花を撮るのなら午前の早いうちに」ということで9時ちょっと前に現地着。「マムシに注意」の看板が気になるが、さっそく撮影開始。

ちょうど“シラサギ”が沼地の中央付近で「朝食」をとっていたので、望遠レンズで狙ってみる。420mmでは全然足りず、800mmならなんとか。しかし800mmだと暗くてピントを合わせ辛いし、シャッターを押す瞬間にブレてしまうので非実用的。せっかくのチャンスですから、とりあえず何枚か撮っておいた。

超望遠レンズがあれば「とりあえず撮っておく」ということもできるので、これからもデジカメとの併用になりそう。(早くデジ一眼が欲しい)

今日は2本立てであるので、10時過ぎに次の目的に地へ向かう。

「ミササガパークは一昨年、市制施行五十周年を記念してオープンした公園で、広さ3ヘクタール。四季を通じてさまざまな花が楽しめる。特にバラ園は人気が高く…」と新聞記事に載っていたので今日の2本目をミササガパークに決めたわけですが、公園までの案内看板がほとんど無く、かなり周辺をウロウロしてしまった。ここは市民のための穴場的な公園かもしれませんが、公園そのものは結構広くて弁当持参でのんびり遊べそうです。

無料開放している公園ですので、それほど期待してきたわけではありませんが、予想をはるかに越えた良い公園でした。「刈谷市」も結構気合が入っているようです。

撮影機材: OLYMPUS E-20,銀塩一眼