2020年9月25日

X-E3に似合う小型レンズ「フジノンレンズ XF18mmF2 R」購入&試写

単焦点レンズのAPS-C機というニッチな機材「X100V」の発売当初は買う気満々でしたが、あまりにも高額すぎて購入対象外にしました。

3マウント体制はきついため、Xマウントの機材を全て売却したのに気まぐれで「X-E3」を購入。もともと「3マウント体制はきつい」と感じ始めた理由は、3マウント全てに同じようなレンズを揃えたくなってきたためで、「X-T20」から「X-E3」にチェンジした機会に「X-E3」に似合うレンズだけ買うことにします。

9月19日

ということで「X-E3」に似合うレンズ第一弾です。


フジノンレンズ XF18mmF2 R

もっと小さい「XF27mmF2.8」ではなく「XF18mmF2 R」を選んだ理由は、月刊カメラマンに記事「間違いだらけのレンズ選び」の本音トークを参考にしたからです。


組み合わせの路線は「E-PL7 + 14mm F2.5」の時と同じです。「ED 12mm F2.0」購入後に「14mm F2.5」は売却。機材の整理のために「E-PL7」も売却したため、手持ちにはX100シリーズの代わりになりそうな機材がなくなり、「G1X MarkII」を購入。ところが「G1X MarkII」はセンサーが大きくても小型化の宿命なのか明るいレンズの性能を活かされていません。

ならば「X-E3 + XF18mmF2 R」ならどうなのか。というわけです。


コンパクトに見えてもフードを付けるとそれなりに大きくなってしまいます。


「X-E3 + XF18mmF2 R」と「E-M5 MarkII + 15mm F1.7」を並べてみるとクラシカル路線でも、とことんクラシカルな「X-E3」と今風のクラシカルな「E-M5 MarkII」という感じがします。

9月21日

RAW現像でVelviaを指定


f/4,1/900秒,ISO100


中央部分をピクセル等倍切り出し

月刊カメラマンの本音トーク通りにしっかり写っています。


左端をピクセル等倍切り出し

中央に比べて端っこの描写は甘いです。中古で35000円前後ですので「まあこんなものかな」ですが、定価は81,000円(税別)もするレンズです。オリンパスのPROシリーズではない単焦点レンズがいかにお得なのか分かります。

9月22日

朝の散歩で「X-E3 + XF18mmF2 R」を試してみます。


f/4,1/1500秒,ISO100,-1.7補正


f/2,1/500秒,ISO100,-0.7補正


f/4,1/1800秒,ISO100,-1.0補正


f/4,1/2500秒,ISO100,-1.0補正


f/4,1/2500秒,ISO100,-0.7補正


f/4,1/125秒,ISO200

換算27mm相当ならシャッタ速度は1/30秒あれば十分かと思えたのですが妙に手振れするため、ここはISO感度を200にしました。写りが悪いなぁと思えたときは手振れを疑った方が良いかもしれません。


ピント位置をピクセル等倍切り出し。新品価格だと不満に感じるかもしれませんが、中古で35000円前後なら「まあこんなものかな」と妥協できる範疇。


f/4,1/400秒,ISO100


f/2,1/300秒,ISO100


f/4,1/125秒,ISO100


f/4,1/110秒,ISO100,-0.3補正


ピント位置をピクセル等倍切り出し。ここも手振れを気になったため何度も撮りなおし。手振れ補正がない機材は苦労します。


f/4,1/180秒,ISO100

「XF18mmF2 R」は寄れないレンズですので、花撮影のドアップはできません。

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」の時のガッカリ感に比べて「XF18mmF2 R」は結構いけるかもという印象です。

マップカメラの新品価格は前者が61,270円、後者が60,040円。