2018年8月12日

「EOS 6D MarkII」初撮り第二弾

「EOS 6D MarkII」のスナップ用途の使い勝手を確認のために近所を散歩しますが、そこそこの“被写体”がありそうなコースを選択して天気が崩れるまでの短時間勝負です。


f/4 1/500秒 ISO100 +0.7補正

ボケにくいフォーサーズの感覚で「絞りはなるべく開放側で」とやるとフルサイズの場合はボケすぎるため、慣れるまでに少し時間が掛かりそうです。


f/4 1/250秒 ISO100

今年の「ヒマワリ」は不作なのか、例年なら遊歩道脇で見かけるヒマワリが壊滅状態です。某駅の近くのヒマワリもこのように寂しい状態です。


f/1.4 1/3200秒 ISO100

背景を模様にするため開放絞りで撮りましたが、絞りF1.4で撮る場合は三脚が必要かもしれません。


f/4 1/1250秒 ISO100

ヒマワリを前ボケに名鉄の列車を撮ってみました。青空が欲しいですが、今日は試し撮りですから構図探しも短時間で。


f/4 1/1250秒 ISO100

もう一枚。少し望遠側が欲しくなります。


フォーサーズの焦点距離がフルサイズの換算2倍になるのなら、フルサイズを縦横とも半分にトリミングすればフォーサーズと同じです。

「6D MarkII」の画素数は「6240×4160」、フォーサーズ初号機の「E-1」の画素数は「2560×1920」。


f/2 1/4000秒 ISO100

絞りF2でもここまでボケるため、背景処理が簡単になるとはいえ、これはこれで難しいです。


銀塩一眼レフの時代に設計されたレンズをフルサイズで使って等倍表示というのは酷です。50%リサイズしてトリミングしてみました。プリントサイズがA4程度なら「EF50mm F1.4 USM」でも必要十分な描写力を持っています。


f/2 1/4000秒 ISO100

不思議ですが「EOS 6D MarkII」を使ってみると「OLYMPUS E-1」を買った時のように妙に楽しくなってきます。「新しい発見」という点が大きいですが、やはり「光学ファインダー」が撮る気にさせる要因です。

「EOS 6D MarkII」の場合、銀塩一眼レフを使っている気分になるため、バリアングル液晶モニターは閉じたまま撮影中は見ません。見るのは設定を変更する時だけです。

最後に“動きもの”を撮ってみます。


f/4 1/800秒 ISO100
AI SERVO 1点AF

相変わらずCANONの「AI SERVO」は優秀です。「E-1」で散々苦労した後に「EOS 30D」を使った時の「なんじゃこりゃ!」という驚きを思い出しました。動きものを撮るのに苦労したくなければCANONを使っておけばいいです。


f/4 1/500秒 ISO100
AI SERVO ゾーンAF

こちらは連写枚数が多いため1コマ飛びで並べました。動きものなら「カメラに任せておけばいい」という代表例みたいなものです。

理論的には、フォーサーズの「25mmf1.4」、フルサイズの「50mmf2.8」が同等になるため、ボケに拘りすぎなければ「F4通しズームレンズ」でも良いような気がします。高感度に強いフルサイズなら、レンズが2段階暗くなってもISO感度を2段階高めればいいわけです。そう思えば望遠ズームも無理に高額な明るいレンズはいらないのかもしれません。

「EOS 30D」の時は「F8まで絞れば云々」というレンズに対して「そんなもの使えるか!」と思え「EF300mm F4L IS USM」に買い換えましたが、ボディが“高感度に強い”ならば「絞れば使えるのか」という考えにもなります。

ということでレンズの選択肢が大幅に増えてしまったというのが本日の試し撮りによる収穫です。



「EOS 6D MarkII」初撮り第二弾」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2018年8月前半のつぶやき – 混沌日記

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