Webページの制作において「緑色の文字はNGです」とやっています。社内の関係者からは「緑色は目に良いのになぜ?」という質問が必ずありますので、その都度理屈を説明しますが、実際にダメなページを見せて「これってどう?」と聞くと「なんとなくそうかも」となります。疑う人がいましたら、「背景は白で文字は緑色」で文字数は2000文字くらいというページを作ってみてください。RGBで#00FF00を指定すると、ちょっとまぷしいかもしれないので、#00CC00とか#009900でもいいです。次に文字の色を黒とか青にして読み比べてみてください。
この理屈をヘタな説明をするよりは改めて「緑 目 リラックス」で検索してみると…
この中の次のページが比較的分かりやすいです。
ちょっとインテリア【No.61 色事典 緑の巻 1】|家具は村内
http://www.murauchi.net/interior/color_green/index.html
「自然の【緑】にはリラックス効果があり、安らぎをもたらしてくれます。」「可視光線7色のうち、【緑】の波長はちょうど中間。目にやさしく安定感があります。」
リラックス状態というのは目に負荷を掛けていないということになりますね。
@nifty:デイリーポータルZ:看板の色で一番多いのは
http://portal.nifty.com/2006/12/14/b/
たしかに看板の文字の色が“緑”というのはめったに見かけませんね。もし緑色の文字だとしたら、パッと見で何が書かれているのか印象に残らないからでしょうね。(あえて読もうとしない限り)
緑色の文字がなぜダメなのかは、文字を読むという行為は目に負荷を掛けることになり、緑色でリラックス状態になっているところに無理やり負荷を掛けることになるからだと思います。
念のため「緑 目に良い」で検索してみると面白いですね。「緑=遠くを見るから目にいいんだ」と言っている人が結構いますね。
あっそうそう、なぜ今日の日記がこれなのかですが、そろそろ新しい眼鏡を買おうか検討していて、いろんなサイトを見ていて「あれ?」と思ったページがあったからです。(そろそろ遠近両用が必要になったかなと自覚あり)
Q:緑を見ると、目に良いと言われるのですが、本当のところはどうなのですか?
A:緑のものを見ると目に良いといった話がありますが、これはまんざらウソではありません。緑のものを見るということは、外の樹木や風景を見ることになり、遠くを見ることになります。遠くを見るときは、水晶体を調節している毛様体筋がゆるんで水晶体が本来の厚みになります。つまり、目にとっては負担のかからない、リラックスした状態になり、目を休ませる効果があるのです。緑という色がいいというより、遠くを見ることが良いのです。
(Q:に#000099、A:に#009900を指定しました)
「緑を見ると、目に良いと言われるのですが…」という質問に対して「緑という色がいいというより、遠くを見ることが良いのです。」と回答していますが、これって話をすり替えていませんか?