Googleがアクセシビリティで検索結果を順位付け
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060721/243956/
Google Accessible Searchでは、同社の通常の検索アルゴリズムに加えて、Webページの構造を解析して判断したアクセシビリティの高さを加味して順位付けをする。アクセシビリティの高さは「視覚障害のある人が、標準的な技術を使いながらWebページを見たり、楽しんだりできること」(同社)と定義しており、さまざまな団体と協力しながら、アクセシビリティの判断基準を決めているという。
Googleの順位付けは「ページの重要度」で決まるわけですから、その重要度に「アクセシビリティ」が加わるというわけではないハズ。
「ページの“内容”の重要度」と「アクセシビリティ」は無関係。
最終的には「検索オプション」で「アクセシビリティ」を重要度に含めるのかどうかを利用者側で選択できるようにすれば良いのでは?
ただ、SEO業者にとっては“新しい商売ネタ”になることは間違いないようだ。
全てのWebサイトが自発的にアクセシビリティを考慮したページ作りをしてくれたら良いのだが、現状では提供する側のメリットがあまりにも少なすぎるため、どうせコストを掛けるのならば絶対数が多いターゲット向けのページ作りをしてしまうのは責められる事ではない。
影響力が巨大なGoogleが「アクセシビリティ」に目を向けたとなると、必然的にWebに関わる人たちは「アクセシビリティ」に取り組むことになり、メジャーどころのWebサイトの大多数がアクセシビリティを考慮したページになれば「皆に優しいネット社会」に一歩前進といったところでしょうか。