1年半前から売り始めた某商品であるが、話題性が結構あるのか問い合わせはそれなりにある。
しかし、なぜか販売不振である。
そもそも店頭販売価格(卸価格ではない)に問題があるのではないのかと営業部門に確認すれば、「富裕層がターゲットだからいいんだ」とのこと。富裕層相手の商品だとしても、それが売れてもうかるのは販売店だけなのに…
販売店頼みでは全く売れないため、「雑誌広告」「新聞記事」で消費者にアピールするようになったが、それでも売れ行きは芳しくない。
販売店でのアピール、雑誌広告&新聞記事、そしてWeb。
雑誌広告には当然のごとくURLが記述してあるため、それなりのアクセス数を期待するのはWeb担当者としては当たり前の心理。
3月中旬から4月上旬に掛けて、雑誌広告を掲載。さてその効果はいかに…(相変わらず販売数は少ないが)
某商品の商品説明ページへの訪問者数(60日間の推移)
雑誌広告により多少のアップはあるとはいえ、微妙。
なぜか何もしていないのに、1日だけアクセス数が激増している。翌日はその名残だろうか。
これはイタズラなのか?
サーバのログを調べてみたが不正操作ではないようだ。
雑誌広告よりも遥かに効果があるこれは何?
ログを見てもリファラが殆どない。ということは「メール」が考えられる。
「こんな良い商品があるよ〜」と誰かがメールをばら撒いたのか?
何かヒントはないものかとログを調べまくったところ…
新商品を紹介する某サイトに辿り着いた。
今回の件の某商品は3月にマイナーチェンジしているため、そのサイトで取り扱ってくれたらしい。
でも、そのサイトからのアクセスは殆どない。
そのサイトのページをスクロールしていくと、一番最後に「メルマガ申し込み」のボタンがあった。
つまり、そこのサイトが発行しているメルマガからアクセスしてきたということらしい。
メジャーなメルマガの威力はスゴイものだ。
ターゲットにしている人たちが読む雑誌に広告を出しても、Webサイトのアクセス数が殆ど増えないということは、その雑誌を読んでいる人たちは“商品情報を得るためにホームページなど見ない”ということだろう。
……………
φ(..)メモメモ
あんな所から見られてた!——地図連動のアクセス解析「なかのひと」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/18/news065.html
なかのひと ベータ版
http://nakanohito.jp/
メールにタグ付けできる「Thunderbird 2」、正式版がリリース
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0704/19/news027.html
Thunderbird 2
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/