6月のYSTインデックス更新は、やはり変だった

メインサイトが先日のYSTアップデートであらゆるキーワードの検索順位が急落しました。アクセス数激減です…

何もやっていないのに理由がさっぱり分かりません。

2008年2月にリニューアルを兼ねてサイトを移転。2008年4月から順調に順位アップするが、infoドメインの障害に耐えられなくなり、2008年8月にドメイン変更。その影響で若干の順位ダウンするが、年明け頃からは再び元の順位に戻る。

ドメインの変更時はサイトの構成をいっさい変えていないため、301転送で対処。

年明けからはYSTアップデートの度に若干の変動はあっても大きく動くことは殆どなく、とりあえず“安定”していましたが、6月3日、4日のアップデートで大急落。

で、何か原因は無いものかと「サイトエクスプローラー」を見てみると、「なんじゃこりゃ!」状態になっています。

どうやら「301転送」の扱いが変なことになっていますね。

301転送している元ページが再びインデックスされています…

これってyahoo・google・seoさんが言われている「Yahoo!seo リダイレクトのフィルター」というやつに引っかかってペナルティを食らってしまったのでしょうか。

今のYSTのアルゴリズムは「サイト移転」or「クローキング」の判断ができないということでしょうか。

追記.(6月9日)

「サイトエクスプローラー」と「検索してヒットするページ」を見比べてみたところ、301転送しているサイトのインデックスが壊されている模様。カテゴリページが上手くインデックスされていないため、個別ページの評価の順位になっている。一部のカテゴリページは再インデックスされ、元の順位に近いところまで戻っているものがあれば、他のカテゴリページが消えてしまったり、とても不安定な状態にあるようです。

何かに特化させた小規模のサイトについては変動が少ないため、あれもこれもと欲張りなサイトは今回のアップデート(アルゴリズム、インデックス)の被害にあっているのかも。

追記.(6月9日 その2)

「301転送がしてあるからいいや」とリンクを直していない箇所がいくつか見つかったため、修正しておいた。

サイト内リンクの修正モレが「リダイレクトのフィルター」に引っかかったとすると完全にウェブマスターの手抜きが原因となります。

旧ドメインをaaa.com、新ドメインをbbb.comとした場合…

bbb.comのサイト内ページへのリンクがwww.aaa.com/test1.htmlとなっていても301転送でwww.aaa.com側でwww.bbb.comへ戻してくれるためwww.bbb.com/test1.htmlへアクセス可能。

もしかしたら、「別ドメインへのリンクなのに301転送で戻ってくるのは怪しいゾ」と判定されてしまったのかもしれませんね。(でもリダイレクトしていないページも変です)

あくまでも「もしかしたら」という話ですので、必ずしもそれが原因とも限りませんが、どちらにしてもカテゴリページが再評価されるようになれば、順位は戻ってくる可能性は高そうです。

もともと個別ページの評価が高かった某キーワードの順位変動なし(3位)。個別ページが評価されてしまって順位を落とした某キーワードは再びカテゴリページが評価されて元の順位(1位)に戻り、2年以上TOP10入りしていた某キーワードは個別ページだと40位前後、カテゴリページだと3位、これを2、3日毎に入れ替わっている状態。

追記.(6月11日)

アルゴリズムの更新で、カテゴリページの評価が下がり、インデックスの更新で一部のサイトのインデックスが壊れた…。そのような状況だったのか、カテゴリページが再評価されるようになったキーワードについては戻りつつあります。

ただし、カテゴリページが評価されていても若干順位が下がっているものについては、それが現時点での評価ということでしょうね。パッと見、以前よりもブログとかQ&Aサイトが上位に現れるようになったためか、相対的に趣味のWebサイトが下がっているような…。私の趣味サイトのように被リンク数が少ない場合は、アルゴリズムの更新時に影響を受けやすいのかもしれません。

会社のサイトはメーカーサイトということもあって、被リンク数はそれなりにあるためか、5月度のアルゴリズムの更新で5位に戻ってきています。ただし、トップページは7位で、キーワードにマッチする2階層目のページが5位ですから、以前のYSTとは違う傾向にあるようです。

突然上位に現れた通販ショップや小規模販売店のサイトが軒並み急落しているため、以前のYST好みのページ構成で順位上げしてきたサイトは大打撃を受けているかも。(完全に何かに特化させたサイトは除く)

このオヤジ日記に関しては「新人類」でそこそこ上位になっていましたが、やはりアルゴリズムの更新で爆落しています。ただ単にブログのタイトルにキーワードが含まれているだけでは評価されないようですね。アルゴリズムの更新前のTOP20と現在のTOP20を比較してみたところ、そのような傾向にありました。

ブログタイトルにキーワードを含めて、テキストリンクで加点させる方法については、今回のアルゴリズムの更新で効果が薄くなっているようです。

新人類世代のオヤジが書いている日記であって「新人類」の事を解説しているページではないため、このキーワードでの順位がどうなろうと関係ありませんけど、もう一つの趣味サイトはダメージが多少なりともあります。

昨年の夏過ぎにライバルメーカーの新サイトが突然2位になり、今年の春先から3位を維持していますが、相変わらずページ内には某キーワードはありません。“突然2位になった”時に調べたところ、某キーワードを扱うショップから大量にリンクを貰っていたため、「さすがにメジャーなメーカーは外部要因だけでここまでなるのか」と驚いたものですが、今も変わらないようです。

追記.(6月19日)
6月のYSTインデックス更新前の状態に戻りつつあります。

5月のアルゴリズム更新以降徐々に順位を落としていましたが、それが現時点の評価であって、6月のYSTインデックス更新で一部のサイトのインデックスが壊れてしまったのでしょう。再インデックスされ、再評価されたことでようやく安定期に入りました。



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