2005年度、大ブームとなった「ブログ」であるが、そろそろブームとしては終焉?
ブログファン
http://www.blogfan.org/
このサイトに「ブログサービス比較」がありますが、そこには各サービスの「毎月のアクティブユーザー数」が掲載されています。
その数字を見る限り、世間で言われている「ブログ利用者数」とは全然違うようです。
http://www.blogfan.org/service/
「毎月のアクティブユーザー数」を単純に足していくと…
2006年7月度実績 約173万人(実際に更新しているユーザー数)
対象サービス:
AOLダイアリー AutoPage CURURU Doblog FC2ブログ goo ブログ JUGEM livedoor Blog LOVELOG Seesaaブログ So-net blog Yahoo!ブログ アメーバブログ ウェブリブログ エキサイトブログ ココログ ドリコムブログ はてなダイアリー ブログ人 ヤプログ! 楽天広場
2006年に入ってからは「アクティブユーザー数」がそれほど伸びていません。そろそろ一過性のブームは終わり、「安定期」に入ったのかもしれません。
では実際の「アクティブユーザー数」はどのくらいなのでしょうか。
複数のブログを運営している人、MTを使っている人、上記サービス以外を使っている人などを増減させても、せいぜい150万人がいいところでしょうか。
ブログとしてカウントされているものでも、単なる「リンク集サイト」とか「ニュースクリップサイト」、中身が何も無い「アフィリエイトサイト」、単なるコピーの「転載サイト」などもあるため、意味があるブログに限定すると“150万”の半数になってしまうかも。
“意味がある”というのは、自らが一次ソースであるとか(他人とって役に立つかどうかは関係ない)、二次ソースであるとしても必ず何らかの個人的な意見を持っている場合である。
「自らが何らかの情報発信ができているサイト=意味があるブログ」であると思う。
ブログに移行せずに、従来の方法で運営している場合も数多くあるため「自らが何らかの情報発信ができる人」はどのくらいいるのであろうか。
仮に“100万人”とした場合…
http://www.iajapan.org/iwp/
>日本のインターネット人口は2006年2月調査時点で7,361万9千人になりました。
「自らが何らかの情報発信ができる人」は、ネットを利用している人の中のたったの“約1.35%”しかないことになる。
“約1.35%”の人たちで形成される「CGM」の信頼度はどうなのだろうか。