昨年、会社のWebサイトの大修正作業においてコンテンツを新ドメインに移設した。
ちょうどそのタイミングでYahooからのアクセスが激減したのだが、移設からそれほど期間が過ぎていないこともあり、インデックスされるのが遅いだけだろうと社内的には説明しておいた。
インデックスさえされたら、新ページの検索順位もそれなりに上がってくるハズ。
(もちろん旧ページには新ページへのリンクをしてある)
年明け、そろそろYahooからのアクセス数は増えているだろうか。ほぼ全てのページがインデックスされていることからして、それなりに期待はするのだが…
サーバのログを集計してみると、なんということか「全然増えていない!!」ではないか。
Googleとmsnからのアクセスは順調に増えているのに、Yahooからはさっぱり増える気配なし。年末までに気合を入れて殆どのページを新ドメインに移設したため、この調子ではますますYahooからのアクセスが減ってしまう。Googleからのアクセスが増えているだけに納得いかん。
改めてこの件をネット検索してみた。
e-Agency > コラム > Yahoo!カテゴリ登録はいまも有効か?
~ YST移行後のYahoo!におけるSEOとカテゴリ登録の現状
以前から何となくそうかもしれないとは思っていたが、実際に調査した人のレポートを見る限り、コンテンツの移設はYahooに対してめちゃめちゃ不利に働いてしまうようだ。
ドメイン「○○○○.co.jp」は、先々代のWeb担当者が「Yahoo!カテゴリ」に登録したため、いちおう“歴史あるサイト”みたいなもの。新ドメイン「○○○○.info」は1年ちょっと前に運用開始したもの。「○○○○.co.jp」を会社の正式なドメインとして取り扱っているため「○○○○.info」に切り替えることはできない。
「Yahoo!カテゴリ」への登録有無がYahooSeachの検索結果に影響を与えているとしたら、激減してしまったYahooからのアクセス数を取り返すことは相当困難であろう。
しかし、Yahooからのアクセスが減ったからと言ってYahooだけのためにドメインそのものを切り替えるなんていうのは本末転倒。地道にサイトを充実させていき、役に立つサイトにしていくことが本来のあるべき姿。(Googleからのアクセス数が増えているだけにやっていることは間違っていないハズ)
続く