1月23日、待ちに待った「YST update」が実施された。最近ずっとMSN対策でストレスが溜まっていたので「YST update」で起きる変動を楽しみにしていた。
23日の午前8時にチェックした時には何も変動がなく、スタッフブログが更新されてすぐに再チェックしても変動が全くなかった。念のため深夜に再々チェックしてみたところ変動が見られたので、23日と24日の午前8時時点の検索順位を比較してみた…
会社のサイトは全体的に順位が上がっている。メジャーなキーワードの傾向としては昨年の8月上旬に近く、マイナーなものや複合キーワードについては過去のいつの時点と同じとは言えないが若干下がったものもあるが総じて上がっているといえる。
個々のキーワードではなく、例のポイント換算値で比較すると
4.41 → 5.17
5点以上あるということは、いろんなキーワードが平均して10位以内に入っているというわけ。ただ、12月上旬のような不安定な期間がないことを祈るのみ。
今回の変動で気になった点は「トップページ」の評価が上がっていることと、SEOなど意識せずに用意された文章量が多いページの評価が上がっていること。それから、あるキーワードでは販売店のサイトがズラッと上位に並んでいてメーカーサイトが見つからないものがある。
いくつか下落したページを見る限り、古いコンテンツを“テクニック”だけで検索上位に持っていくことは、もうムリッぽいと思った(まだGoogleには通用するけどね)。でも、情報量を増やすといっても会社のサイトの場合はいろいろと制約があって…
そういえば、会社のサイトの某キーワードで検索してみて面白いことに気が付いた。
以前、SEO業者が自社の力を見せ付けるために作ったと思われるダミーサイトの順位が落ちていた。メーカーでも販売店でもなく愛好家でもなく、業者が作った「SEO」だけを目的としたダミーサイトのメッキはYahoo!によって剥がされたということか。「プロが作ればこのくらいは容易い」という見た目も良く情報が整理された一見素晴らしいサイトであっても、オリジナリティがなく、いろんなサイトから情報をパクってきているようなものは消える運命にあるようだ。検索エンジンがまた一歩賢くなったかも。