6年経って開封したブルーレイドライブを「Revo Build M1601-N12N」に接続。そして添付されているアプリを一通りインストールして、さっそくテストを兼ねて写真ファイルのバックアップを取りました。
1枚で約25GBも保存できるのですから、DVD-Rのようにチマチマとバックアップ作業をする手間が省けます。
デジカメ遊びをやっていた時は大量に撮ることがおおく、さらにデジタル一眼レフを使う時はRAW撮影の頻度が多くなるため、一か月間で数十GBにもなっていました。ハードディスクがすぐにいっぱいになってしまうため、何かしらのメディアに移動させるのですが、問題は「耐久性」です。
長期保存に優れているメディアは「DVD-RAM」だったわけですが、これが書き込みに尋常ではないくらいの時間を要します。
デジカメ遊びをしていた時は画像ファイルの保存のために、ハードディスクを2台用意。(以下、HD1とHD2とします)
HD1はDVD-RAMドライブとセットで使い、HD2はDVD-Rドライブとセットで使います。
まずは、撮影後にHD1とHD2にコピーします。
気が向いた時にHD1からDVD-RAMにコピーして、HD1から削除します。さらに気が向いた時にHD2からDVD-Rにコピーして、HD2から削除します。この作業は連続ではなく、あえてタイムラグをとっています。
画像ファイルは下記の組み合わせで存在することになります。
HD1とHD2
DVD-RAMとHD2
DVD-RAMとDVD-R
数年前にHD2がいきなり壊れました。その時点で「DVD-RAMとHD2」の状態になっている画像ファイルがあることに気が付けば良かったのですが、すでに趣味が自転車遊びに移っていたため放置。
ノートPCを購入したタイミングでポータブルHDを2台購入。(以下、P-HD1とP-HD2とします)
HD1に残っている画像ファイルを全てP-HD1へコピー、そしてP-HD1からP-HD2へコピー。ここからはP-HD1とP-HD2での運用になります。
撮影後にP-HD1へコピー。この時点ではメモリカードをクリアしません。
メモリカードの空が少なくなった時点で、P-HD1とP-HD2を同期させ、メモリカードをクリア。画像ファイルは必ず2箇所に存在します。
前置きが非常に長くなりましたが、BD-Rへのコピーをしている待ち時間に、画像ファイルのバックアップを取ったDVD-RAMとDVD-Rを発掘してきました。両者をマッチングして改めて「DVD-RAMとHD2」にあったものが判明。つまり、DVD-RAMにしか残っていない画像ファイルが半年分あったのです。
「DVD-RAMは長期保存に優れているから大丈夫」と思いたいのですが、冷静になって考えるとメディアはともかくドライブが壊れたらオシマイです。新品で手に入るのか既に怪しくなっています。
コピーが存在しない半年分の画像ファイルをDVD-RAMからP-HD1にコピーしますが、一発でメディアを認識しない確率が66%もあります。認識しない時は嫌な高音が鳴っています。認識する時はメディアを入れてもしばらく経つと静かになります。
単純なコピーだけでも両面で60分ほど掛かるため、半年分戻すだけで二晩要しました。そして、DVD-Rにコピーですが、こちらは12枚にコピーしてもあっという間に完了。
ドライブが壊れたら単なるゴミになるDVD-RAMを諦めるしかないのでしょうか。β、Hi8、LDのように…
DVD-RAMの件は、2008年3月15日までの画像ファイルが対象であって、それ以降のものはP-HD1とP-HD2にあります。2008年3月15日以降の分をBD-Rにガバッとコピーしても、DVD-Rにチマチマとコピーするのも面倒です。
そこで、次なる手立てとしては…
激安になったSDカードを使います。とりあえず6枚購入しました。32GBでも1枚当たり1000円です。
うちの娘は以前から「バックアップにSDカードを使う」をやっていたようで、SDカードを二十枚以上も持っているようです。
BD-RとSDカードの組み合わせなら手間が掛かりませんね。
今さらですが、Windows10でオリンパスのRAWファイルのプレビューができることに気が付きました。いろいろと浦島太郎状態にあります。