電気使用量が激減して世間並みに

世間一般家庭の相場と比較して、我が家の電気料金が非常に高いことに不満を持っていましたが、この夏から電気使用量が激減して世間並みになりました。


冬場にどうなるのかまだ分かりませんが、9月度の前年比は約65%になっています。

親父が存命中の時は「ブレーカーが飛ぶ」ということは殆どなかったような気がします。ところが“離れ”に弟が独りで住むようになってからは、冬場になると週に2回程度はブレーカーが飛ぶようになり、弟に「電気使いすぎ」と注意しても当人は知らん顔でした。

明らかに弟に原因があることを証明するために、リアルタイムに電力消費量が分かるようにメーターを設置。「全体」と「離れのみ」の二つのメーターを比較すると、弟独りで全体の3割以上使っています。冬場はメーターを見ながらそろそろ危ないかなというタイミングで暖房器具の電気を消していたわけですが、油断するとバチッと電気が消えます。

ブレーカーが飛べば弟も「電気使いすぎた」と自覚するかいうとそうではなく「契約アンペアが低すぎるのが悪い」という態度。電気代金というものは使用量と電気代は比例せず、使えば使うほど割高になっていることを理解していないようです。一般家庭なら「40A」あれば十分です。

毎日欠かさずにCATVの番組を録画しているため、「ブレーカーが飛ぶ」というのは困ります。仕方なくUPSを2台設置したわけですが、毎月の電気代が高すぎるという点は何も解決しません。

相変わらず冬場になると「寒い寒い」と連呼する弟に、私が自室に敷いた保温マットの件を教えても「ふーん」で華麗なるスルーを決め込む始末。それで暖房器具に頼るわけですから困ったものです。

さすがに春と秋は電気使用量が減るため、平穏無事にすぎます。夏場も冷房器具をあまり使わないため、せいぜい居間のエアコンだけです。私は扇風機と自然の風で何とか夏場を乗り切りますが、限界を感じた時に窓エアコンを3時間ほど使うだけです。窓エアコンを使うのは年間で5日間くらいでしょうか。

ブレーカーが飛ばないはずの夏になっても弟が頻繁にブレーカーを上げに母屋にきます。どうやら安全ブレーカーが飛ぶようです。安全ブレーカーが飛ぶということは、弟だけがたくさん電気を使っている証拠です。

安全ブレーカーは10Aで決まっているものです。

エアコンを設置する時の「専用コンセントが必要」という意味は、「安全ブレーカーからエアコンだけの配線工事をしろ」という意味であって、家を建てた時に工事をしていなければ非常にやっかいなエアコン関連の業界ルールです。

「安全ブレーカーが飛ぶんだから明らかに使いすぎだろう」と弟にいえば、「配電盤の工事をすればいい」と言い出す始末。何を言ってるんだこいつ。工事業者のWebサイトから安全ブレーカーがどういうものなのか説明しているページをプリントして渡しても納得しない模様。

もうこちらもキレて「電気使いたいなら中電に連絡して電柱から線を引いてもらえ」と中電の連絡先を伝えその日はオシマイ。

ある日、電気工事屋が来て電気の配線を調査したらしく、ようやく弟も私が言ったことを理解したのか、何やら大がかりな電気工事がされて、弟が住んでいる離れに電気メーターが設置されました。しかし、そのことは弟から何も説明がありません。ほんと困ったものです。


7月26日が電気工事したことが明確に分かります。7月27日から激減しています。7月13日から7月26日までの電気使用量が前年比で135%になっています。このペースで電気を使われていたら電気代の請求額が大変なことになっていました。

中電のスマートメーターはとても便利で、中電のWebサイト「カテエネ」で日々や時間帯別の電気使用量が分かります。さらに「クランプ式電力計」を設置すれば電気使用量の「見える化」ができるため、「妙に電気代が高いぞ」と思っている人は思うだけでなく分析してみましょう。



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