自転車ネタではなく仕事のことです。会社のWebサイトのリニューアル作業をなんとか完了させました。明日の夕方、一般公開の予定ですから、ほんとギリギリ間に合わせたという雰囲気ですが、それは毎度のことです。
見た目で特に気になるところが無ければ、それが完璧でなくても公開させておいて、あとからコッソリ修正させるのも毎度のことです。表向きは予定通り公開させることが大切なんです。一戸建ての住宅に例えるのなら、引越しの日は決まっているので、それまでに生活に支障が無い範囲まで仕上げておいて、残りは生活しながらコツコツと細かい仕上げをしていくようなものです。もし、100%仕上がってからでなければ生活させないなどとしたら、どうなることでしょうか。(納期までに100%仕上げられるという計画なら良いのでしょうが)
長年いろんな事をやってきたので「なんとかする」というのも慣れたものですが、実は今回に関しては結構焦っていました。前回は同僚と二人である程度は分担作業でやっていたのですが、今回は一人での作業だったのです。しかし、進捗具合の予測に関しては前回の感覚でいたため、途中から「そういえば今回は私一人ジャン…」と焦ってしまったわけです。
話は少し変わり「頑張ったかどうかは自分が評価するものではなく他人が評価するものだ」と私も常々思っています。頑張り過ぎている人には「ほどほどにね」、明らかに頑張りが足りない人には「もう少し頑張れば?」と言っていますが、「オレ(私)は頑張っている!」という人ほど頑張っていないというのは本当かもしれません。本当に頑張っている人は「頑張っている!」なんて言いませんね。全てを完了させて、その達成感から「オレって頑張ったなぁ」と思うことはありますが、他人にアピールすることはないでしょう。
「頑張り過ぎて体壊して入院した」という類の話を噂で聞くことがありますが、それもどうかなと思います。その人だけで完結するような仕事なら「大変ですね」という話でしょうが、大抵はそのことで迷惑をこうむる人たちが大勢いるわけです。「仕事」でやっているのならどんなことでも「プロ」なんですから、仕事を全うして欲しいものです。「頑張り方が違う」という話をしても分かってくれない人たちがいるのも事実ですが。