私の個人的なサイトでいろいろと検証していて、なんとなく傾向が見えてきた。それを踏まえて、会社のサイトの検索順位の変動をチェックしてみると予想通りの結果が出た。
Googleと違ってYahoo!検索(YST)は、ベースを昔風のピラミッド型サイト構成にして、上層部に「キーワード」を明確に定義してやれば、「YST update」があっても大きな順位変動はおきない(多少は上下するが)。
という推測の元、会社のサイトでターゲットとしている二十数個のキーワードの順位変動を調べてみると、トップページと二層目のページの場合は常に上位に入っているが、三層目のページの場合は「YST update」の度に大きく変動していた。
そして重要な事をひとつ…(当たり前のこと)
設定すべき「キーワード」が違う。
というよりも“一般消費者”向けのページという割りには一般消費者向けの言葉になっていない。業界内で使う言葉が一般消費者に通用するとは限らないということを随分前から指摘しているのだが、一般消費者向けに商売をしてこなかった企業ゆえに“一般消費者向け”とはどうあるべきかを理解してもらえない。
よって、業界で使うキーワードでいくつもTOP10入りしていてもアクセス数がある段階から増えないというわけだ。