頭文字D Fourth Stage VOL.11

Vol.10で「さてこれから」という場面で“おあずけ”を食らってしまったが、その分、Vol.11で気分を盛り上げてくれます。できればVol.10とVol.11を連続で観た方が精神的にいいかも。

頭文字D Fourth Stage VOL.11
頭文字D Fourth Stage VOL.11

「ACT.21」は「啓介 vs 星野好造」のバトルの後半。
そして、「ACT.22」は「拓海 vs 城島俊也」のバトルの前半です。

Vol.11の最大の見せ場は「啓介 vs 星野好造」の折り返しのスピーンターンでの駆け引き。
アニメならではの緊迫感溢れる演出。
こればかりは、どう頑張っても「漫画」ではできない。
この1シーンのためだけでもVol.11を観る価値あり。

「拓海 vs 城島俊也」のバトルが始まる前、「もてない3人組」の情けない1シーンがアウトサイドストーリーのように現れる。バトルシーンの連続で観る側に“一息入れる”間を与えているのでしょうか。

この間を入れたことでメリハリが付き「いよいよ拓海の出番か!」と再び気分が盛り上がり、バトル開始。またまた良いところで「続く」。

ACT.21「ドッグファイト!」あらすじ
走る啓介のFD。
前方には、先行する星野のR34。
折り返し地点で6秒あった2台の差は確実に詰まり、ついに追いつき、ゴールを迎える。
そして啓介のFDが先行、星野のR34が後ろで2本目スタート。
後ろから啓介のテールギリギリに迫るR34。
ヒルクライムのコーナーの立ち上がりはR34の方が速いがダウンヒルでは軽量のFDの方が速い。つまり、このままFDが折り返し地点まで逃げ切ればプロジェクトDの作戦勝ちだが。。。
しかし、ゴッドフットと言われるほどの星野が無策でいるとは思えない。
やがて2台は頂上の折り返し地点に近付く。

ACT.22「ワンハンドステアの魔術」あらすじ
拓海のハチロクと城島のS2000バトル1本目はハチロクの先行ではじまる。
スタート前、涼介から「耐えろ」「できるだけ相手を見ないで、コースを見るんだ」とアドバイスされる拓海。
城島の持ち味は、円熟したステアリング技術。左手はシフトノブに置きっぱなしで右手一本だけでステア操作をする。
いかに少ない舵角で曲がれるかということを二十年以上も追求し続けてきたというのだ。
タイヤの性能が最大に発揮されるGがかかって滑る滑らないかのギリギリのところ、つまりドリフトとグリップの中間でコーナーを曲がる技術を有する。
全長があまり長くなく、直線のないコーナーだらけのコースで追い抜きは難しい。
もつれて長丁場のバトルにならざるを得ない。
城島はどんなシナリオで決着を考えているのか!?
相手の策に拓海はどう立ち向かうのか?



関連エントリー