兵庫県の桜巡り2019

1月は「雪の白川郷」、2月は「札幌&小樽」、3月は「小笠原諸島父島」、4月は「沖縄の離島巡り」、5月は「岩手&宮城」というように撮影旅行が続いています。

3月末または4月上旬で「県外の桜巡り」を組み込みたいと思いつつ、3泊とか4泊の行程を組むのは気が引けます。「さてどうしようか」と悶々とした日々を送っていたタイミングで友人から「今年も例のお寺に行きましょう」と連絡あり。

例のお寺とは
全てが大きく広い寺

友人は春と秋にこのお寺に通っていて、昨年の5月に行った時、「境内に桜の木があるので桜の時期に来ると良いかも」と私が言ったことを覚えていたらしく、その「桜の時期」になったので連絡してきたというわけです。「できれば姫路城とセットが良いよね」という私の思い付きも覚えていて、1泊2日で兵庫県に行くことになりました。もちろん、プランニングは私がします。

例のお寺の参拝方法が特殊で、自由参拝ではなく団体行動となっているため、参拝時間が決められています。今回は日曜日の11時30分のグループになっているため、11時ごろに現地入りという行程になります。前日に姫路城を組み込むとして…

最後は天候次第で微調整と言う4パターンのプランを作って、当日を迎えましたが、土曜日が「曇りのち雨」、日曜日が「曇り時々晴れ」という微妙な天候です。散策がメインなら雨でも問題ありませんが、散策ルートによっては「雨だとガッカリ」もあります。「寺院」は雨でも絵になるため、「たつの市龍野の古い町並み散策」から「ロケ地ネタで書写山圓教寺散策」に予定変更。

私の自宅近くを7時出発。順調に進んで、「書写山圓教寺」のロープウェイ乗り場に10時30分ごろに到着。ロープウェイを使わなくても「書写山圓教寺」へ行くことができますが、さすがに雨の山歩きはしません。


ロープウェイから眺める景色は絶景のはずでしたが、残念ながら桜が全く咲いていません。


ロープウェイの山頂駅から山門まで続く参道脇では数多くの観音像を拝むことができます。


姫路市内を眺望できますが、曇り空では残念な景色です。


ここからはロケ地巡りスタートです。
ロケ地巡り「書写山圓教寺」


13時のロープウェイで下りて、麓の食事処で昼食タイム。「猪肉うどん(980円)」をいただきました。


姫路市内に移動して、午後の部は姫路城散策です。観光マップを見ると散策コースは複数あって、それらをコンプリートするには3時間以上掛かりそうです。


楽しみにしていた姫路城の桜撮影ですが、雨では絵になりにくいため、天守閣を登ることにしましたが、地元民でない旅行客は「またこんど」というわけにもいかないためか、雨でも非常に混んでいます。


天守閣からの眺望。デジタル一眼だと金網が写りこんでしまいます。


スマホなら金網の隙間から撮影できますね。小さくリサイズしてしまうと、デジタル一眼とスマホの違いが分かりません。


いまから天守閣を登る人々。私も同じ位置から撮りましたが、雨では絵になりません。


天守閣コースは一方通行になるため、絶好の記念撮影場所に来るためには天守閣に登るしかありません。

姫路城の写真は別ページに掲載しました。
姫路城で桜撮影2019

雨の夕方は全く絵にならないため、午後5時ごろにホテルにチェックイン。駅から少し離れるだけで駐車料金が無料で宿泊費も安くなります。その代わりにデメリットもあって…

食事処の選択肢が限られます。コスト面を考慮すると夕食は定食屋が良いのですが、2000円以下で済ませそうな店が見つかりません。旅先で居酒屋を避けたい理由は単純に割高になるためです。


アルコール1杯ずつとちょっと足りないかなという食事量でも二人で6000円なり。事前に食事処を調べておくべきでした。飲み足りないため、ホテルの隣のコンビニで晩酌セットを調達。


二日目の昼食時間が午後4時頃になってしまうため、朝食バイキングをお腹いっぱい食べておきます。


そして、早めにチェックアウトして再び姫路城。昨日と違って雲一つない晴天日です。


姫路城の桜が満開になるのは1週間後でしょうか。


姫路城の鯉は餌をたくさん貰っているのか、全てが太っています。まるでナマズみたいな鯉が「エサちょうだい!」っていっせいに集まってくるのを見ると思わず笑ってしまいます。


出発までに少し時間があったため「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」を散策しました。
おまけじゃないよ「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」


姫路城から車で1時間ほどの距離のところに例のお寺があります。


「山の中にある」が理由なのかソメイヨシノは全く開花していません。代わりに枝垂れ桜が見ごろになっていますが、団体行動の序盤に「ここは観光寺ではありません」と説明があるため、そこら中でカシャカシャ撮るというわけにもいきません。遠慮気味にカシャ。


「この構図を狙う人はいないかも」という一枚。


午後4時ごろに昼食タイム。「ジャンボロースかつ定食(税別1600円)」は本当にジャンボです。半分食べたあたりで「もういいかなぁ」と思えてきます。


高速を順調に進んで、全てプラン通りに終わるかと思えたのですが、京都周辺の大渋滞を抜けるのに1時間要して、予定の1時間遅れで帰宅。

名神と新名神に分かれるところがカオスです。割り込み当たり前の土地柄の関西であのような道を作っては大渋滞するのは当然。客観的に見れば“割り込み”がなければ渋滞おきないだろうと思えます。ほんと、酷い割り込みをしてきます。

以上、兵庫県の桜巡りでした。

今回のプランニングのために得た情報をベースに、来年は「ブロンプトンの旅」で桜巡りをしようかと。

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