日間賀島へ行くなら篠島とセットで行くことができる「2島めぐり周遊券」を購入するのがお得です。「師崎港~日間賀島」の往復で1340円、「日間賀島~篠島」の片道で400円、「2島めぐり周遊券」が1370円です。
日間賀島に何か特別な用事がなければ日間賀島に1日中滞在することはないので、どうせならという気楽な目的で篠島へ立ち寄ります。
日間賀島東港9時30分発で篠島9時40分着という短い航路です。
高速船フェリー乗り場にある島の駅「SHINOJIMA」は今どきの立派な建物です。冷房完備ですので蒸し暑いのこの時期の休憩場所になります。
加藤清正・名古屋城築城の石
「日間賀島→篠島」航路は「河和→伊良湖」航路の途中ですので、大き目な高速船が使われています。
神宮干鯛調所がある岬
観光マップで見る限り、島の東側の遊歩道は平坦かと思えるのですが、急階段の昇り降りです。
再び海沿いの遊歩道に戻るとサンサンビーチが見えてきます。
全長800mの海水浴場。いかにも海水浴場らしい雰囲気の浜辺です。
「恋人の聖地」の認定基準はよく分かりませんが、「繰り返される遷宮は、いつも新しく、永遠に変わらない常若を意味します。そして永遠の祈りにふさわしい篠島が恋人の聖地に認定されました。」とのこと。
サンサンビーチの西端からのロケーションは素晴らしい。愛知県内限定ならトップクラスの良さです。
西側のハイキングコースは一般向けとはいえない様子。もの好きでなければここを突き進もうとは思えない。
マニアックなハイキングコースを進むと「ここは愛知県なのか」と思わせてくれる景色が現れます。
「太一岬キラキラ展望台」の鳥居は伊勢神宮に向けて建てられています。この展望台は遥拝所の役目を持っています。
こちらが本来の「恋人の聖地」ですが、ここに来る人がいないので海水浴場にも作ったのでしょうか。
「〇〇松島」は日本の各地にありますが、篠島は「東海の松島」と呼ばれているようです。
日本の夕日百選に選ばれた美しい夕日を見るためには篠島に宿泊する必要がありますが、宿泊費がちょっと高いのが難点です。
こちらの海岸に降りるルートが怪しすぎるので今日のところはパスします。誰もいない海で時間を忘れて過ごせそうですが…
それほど大きくない島ですが、立派な小中学校が建てられています。東西に長い島ですので東側の集落から通学するには大変そうです。
八王子社
御祭神
天之忍穂耳命(あめのおしほみみみこと)
天之苦卑能命(はめのほひのみこと)
天津日子根命(あまつひこねのみこと)
活日子根命(いくつひこねのみこと)
熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)
多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)
市寸嶋比売命(いちきしまひめのみこと)
多岐都比売命(たきつひめのみこと)
あまりにも暑くて観光気分も大幅にダウンしているため、高速船乗り場に戻ります。
篠島の集落も猫が居そうな雰囲気がしますが、1匹も見かけません。
漁港をうろうろ
「篠島のしらすは日本一」だそうです。
ならば「しらす丼 700円」をいただきます。
篠島も「ねことじいちゃん」になっていますが、ロケ地探しは別の機会に。
12時15分の高速船で師崎に戻ります。
雲だけは秋の空ですが、日差しが強く非常に蒸し暑い中の散策で水分補給はペットボトル4本。島めぐりは冬が良いかもしれません。