「旅と鉄道」が気に入ったのでバックナンバーを買い漁ろうかと思いつつ、鉄道旅全てに興味があるわけでもなく、どちらかといえば「面白い旅のネタ」の参考書みたいな位置づけにあります。
自転車旅と同様に特集記事を再編集したムック本が発売されているようで、「これは面白そう」と思えたものをポチッしました。
『旅と鉄道』本誌でも、売上好調テーマの秘境駅。
これまで4回にわたって特集してきたなかから、記事を再編集してまとめました。
秘境駅訪問家の牛山隆信や、地図研究家今尾恵介による熱筆ルポを掲載。秘境駅のすべてが集約された1冊です。
●飯田線大研究
●今こそ行くべき秘境駅
●秘境駅の旅に出よう
●最後の三江線
よくありがちなデータベース型の情報誌ではなく、実際に旅をしたレポートが掲載されています。データベース型の情報だけで初心者がプランを組むのは難しいため、掲載されているレポートをベースに少しアレンジして旅をするのが良いかもしれません。そして少し慣れたところで自分だけのプランを立ててチャレンジ。
自分で組んだプランを自分のペースで走る自転車旅と違って、公共交通機関を使う場合の最大のデメリットは「時刻」です。都心部のように頻繁に列車やバスが運行していればいいのですが、地方に行くと多くて1時間に1本、通勤通学用途だと、1日に5本程度しかない場合もあります。自転車旅の時は気合を入れて走ればリカバリー可能という状況が何度かありましたが、鉄道旅の場合はプランニングに失敗すると宿に着けないとか帰ってこれないという状況になります。
あれこれ妄想すると万が一の手段にもなる「キャリーミー(CarryME)」が欲しくなります。島巡りの時の「歩くには広いがレンタサイクルは無い」という場合にも使えます。自転車の移動が少ない旅の場合のブロンプトンは大きい荷物になってしまうのです。「列車で移動、6時間歩く、列車で移動」をやってみると、その荷物の少なさに驚きます。当たり前のことですが…