今日の部門ミーティングでZ部長から出た言葉「勉強しているのか?」。
「勉強」といってもいろいろある。ただ単に「勉強しているのか?」といわれても返事に困る人もいるだろうし、「はい、やっています」と答える人もいるであろう。
しかしだ。この病んだ会社の社員が「勉強」すべきことはテクニカルなことではないハズだ。Z部長は相変わらず「専門職の人はより高度な専門知識を、総合職の人は経営に関することを、ただしどちらかやれば良いというわけではない」と言い続けているが、もうそろそろ気がついて欲しいものだ。今必要なことはそんなことではない!
テクニカル面については「必要になった時」に勉強すれば良い。その方がムダがない。
「会社から本を配っても読まない奴がいる」と嘆いているが、それは配る側が病みの本質に気がついていないからだ。
「社員に知識を押し付ける」のでなく、「社員をやる気にさせる」ことが最優先課題であろう。
今必要なものは「目先の仕事を片付けるための知識」ではなく「目先の仕事を片付けるための強い意志」である。
その「強い意志」を持つために何が必要なのかを考え、そして行動するための勉強が、今必要とされている「勉強」である。
役に立たない勉強ほどムダなものはない。