ターゲットとするキーワードにもいろいろあって、趣味のサイトでビッグキーワードを狙ってもメリットがないため、ローカルなキーワードで上位を維持させることにしています。“ニッチなキーワード”と“ローカルなキーワード”は似ているようで似ていなくて、この場合の“ローカル”とは“地域”のことを示します。つまり、47都道府県全ての人をターゲットにしてサイトを作るよりも“愛知県”に住んでいる人をターゲットにして数多くのキーワードでTOP10入りしていれば、ビッグキーワード狙いのマイナーサイトよりも確実にアクセス数を稼げます。この場合は、ローカルキーワード狙いのメジャーサイトを目指すといったらいいのでしょうか。
といっても「キーワードA」「キーワードA + α」「キーワードA + ビッグキーワード」にも挑戦していて、「α」が地域性を示すワード、「キーワードA」はメジャーなイベントの名称、「ビッグキーワード」は「キーワードA」に関連するけど単独では「超ビッグキーワード」となっています。「キーワードA + α」ならメインのサイトでも十分に上位になっていますが、「キーワードA」では10位から30位程度、「キーワードA + ビッグキーワード」では苦戦続き。メインのサイトでは「ビッグキーワード」を前面には出していないため当然の結果です。(サイトのカラーには合わないため)
1年前にサブサイトのターゲットキーワードを「ビッグキーワード」にして、「キーワードA + ビッグキーワード」で狙ってきて、被リンクが殆どない割りにはそこそこ上位を維持してきましたが…
今回の「YST Update」で陥落しました。(28日、29日、30日と3日間掛けて)
サブサイト
キーワードA + ビッグキーワードA 40位 → 圏外 (G:51位)
キーワードA + ビッグキーワードB 11位 → 圏外 (G:3位)
キーワードB + ビッグキーワードA 44位 → 圏外 (G:8位)
キーワードB + ビッグキーワードB 5位 → 圏外 (G:1位)
キーワードC + ビッグキーワードA 73位 → 圏外 (G:18位)
キーワードC + ビッグキーワードB 21位 → 圏外 (G:4位)
キーワードD + ビッグキーワードA 9位 → 73位 (G:16位)
キーワードD + ビッグキーワードB 3位 → 40位 (G:11位)
その代わりにメインのサイトが若干順位を上げています。
キーワードA 13位 → 11位
キーワードC 27位 → 17位
キーワードD 3位 → 2位
キーワードB + α 12位 → 11位
キーワードC + α 13位 → 9位
面白いところでは
キーワードB ビッグキーワードA 圏外 → 47
キーワードC + ビッグキーワードB 24 → 15
被リンクが少なくても“入れ物”さえしっかりしていればYahoo!もGoogleのように評価していたようですが、今回の「YST Update」で中身が薄っぺらいサイトは全く評価されなくなったようです。メインのサイトが順調に順位を上げていますので、やはりYahoo!はコンテンツの中身を重要視しているのかもしれません。
被リンクという要素を除いて、「内的要因」で順位を上げようとした場合、GoogleとYahoo!は全然違いますね。“入れ物”が優れていればGoogle、“中身”が優れていればYahoo!、そんな感じでしょうか。Yahoo!から評価されているサイトがGoogleからも評価されるようにするのはそれほど難しくないけど、Googleには評価されているのにYahoo!からは見向きもされないサイトをどうにかしようとする場合は非常に難易度が高いかもしれない。