今日は日記ネタが無くてチト困り、たまには会社ネタ(知り合いにはウケが良い)を投入しようか…。でも、会社ネタは封印したんだっけと冷静になったものの、「毎日書く」という方針は結構厳しいものです。
そんな時に救いの神が現れました。その名もSEO業者…
まずは、“普通ぽい”Webサイト制作会社から売り込みがあって、そちらはリニューアルの予定は無いことを告げるとあっさり引き下がってくれました。淡白な営業方針なんですね。
電話を切って数分後にいかにも怪しそうな社名の“Yahoo!取次店”から電話があり、いきなり「SEOやっていますか?」ですよ。
またか…
珍しく今日は忙しいため、ネタとして話を聞きたい所を我慢して「SEOなら自分でやっていて順調にアクセス数は伸びていますよ。単なる“SEO対策”なら用事はありません。それじゃ。」と冷たくあしらってしまったが、どんなくだらないことを提案するのか聞けば良かったかな。
そのSEO業者のサイトを見てみた。
トップページに目立つところに書かれていることがこれですか…(業者に見つかるのは嫌だから伏字にしました)
例えば、”○○”、”□□”、”△△”という3つのキーワードをSEO対策ソフトで設定します。ホームページは、”○○”といったビッグキーワード単体で上位表示されても意味がありません! ”△△ ○○”や、”△△ □□”といったように、3キーワードで地域や内容を絞る事により、集客・購買に繋がるユーザーを獲得することが重要なのです。
それにしてもなぜにSEO業者って商売が成り立つんでしょうね。“SEO対策”ではなくて、Webサイトを作るときに“SEO”やっておけば、後付けで業者に“SEO対策”なんてやってもらう必要はないでしょうに。
SEO業者のサイトに掲載されている「お客様のお声」欄のサイトを見ると、「設定キーワードはいかにもこれでしょ」という感じのページの作りこみをしていて、そのキーワードで検索してみればYで2位、Gで1位となっているようです。その“お客様”はこの結果に大満足なんでしょうね。きっと。
真剣に自分でやっている人なら「こんなの簡単なことでしょ」というレベルですが、他力本願のウェブマスターにとっては、このようなSEO業者はありがたい存在なのかもしれませんね。でも、SEO業者が“SEO対策”で稼ぐことができるのはいつまでか分かりませんけど。