週間天気予報が日に日にころころと変わるため、なかなか旅のスケジュールを組めません。
今度こそと宿を確保しておいても台風が発生してその影響がどのくらいあるのか分からないため、旅行をキャンセル。ならば、日帰りで美濃太田から下呂の区間を自転車で走りながら町並み散策でもしようかと行程を組んでみると、なんと復路の列車が2時間に1本しかありません。さらに山の天気は変わりやすいため、リタイアポイントに難あり。
ならば近場でどこかに…
本日の撮影機材
・α6400
・E18-135mm F3.5-5.6 OSS
9月7日
やってきた場所はブロンプトンの旅で少し立ち寄ったことがある「鬼岩公園」です。
鬼岩という名は、およそ800年ほど昔、この岩山に関の太郎という鬼人が住み、近郷近在の住人や東山道を山越えする旅人に悪業の限りを尽くしたので、御白河法王の命を受けた纐纈源吾能康公に依って誅伐されました。その名と岩がいっしょになり「鬼岩」となり、“恐ろしや次月の里の鬼すすき”の古句が今も伝えられています。 鬼岩温泉観光ナビ -岐阜県鬼岩温泉の観光・宿泊・グルメ-
鬼岩公園には複数のホテルがあるため、早朝に散策すると良い雰囲気の写真が撮れそうですね。
自転車旅の時は時間に制約があったので、あまりのんびりできませんでしたが、今日は時間を忘れてたくさん写真を撮りながらハイキングします。
少し登ったところにある休憩場でガイドマップを手に入れます。マップによると松野湖までのコースは蓮華岩コース、渓谷コース、展望台コースの3つ。「蓮華岩」って何だろうと気になるので、蓮華岩コースで登ることにしました。
気楽なハイキングコースというわけではなく、短いながらも本格的なトレッキングコースの雰囲気がします。
あっという間に頂上に到着。あそこに見えるのが松野湖。
「ところで蓮華岩ってどれなんだろう」と周りを見渡しても見つかりません。もしかして自分が載っているこの巨大な石が「蓮華岩」でしょうか。どうやらそうみたいです。
急坂を下ると渓谷らしい景色の中を歩くコースになります。
もみじ橋がハイキングコースの折り返し地点になっていますが、この先にある松野湖を目指します。
松野湖に到着。右に進むと休憩スペースがあり、そこの案内板によると湖を一周すると2時間らしいです。今の時期はただ暑いだけですので今日はパス。
渓谷コースで下ります。
巨大な岩はごろごろしています。
ここが鬼人が住んでいたという「鬼の岩屋」の入り口です。明るい時間帯なら良いのですが夕方近くだと不気味さが漂っていそうです。
洞窟には鬼が!!
渓谷散策は涼しさを感じるので、まだまだ暑いこの時期でも楽しめます。
のんびり写真を撮りながらのハイキングでしたので、所要時間は約2時間でした。
久しぶりにやってきました「道の駅:山岡のおばあちゃん市」。
もちろん目的は「おふくろの味定食ちらし寿司 850円」です。
「日本一の木製水車」を背景に幸せの鐘をパチリ。
自転車移動だとハイキングをメインにするわけにはいかないため、やはりハイキング目的なら移動は車が良いです。荷物が多くなっても問題なく、思い付きでオプション増やしたり、今日はもういいやと撤収も可能。