少しずつ買ってきた「あの夏で待ってる」のブルーレイがようやく全巻揃ったので、秋休みの旅ネタのために一気見。
ブルーレイのパッケージに書かれたイラストはキャラクターデザイン原案の羽音たらく氏が書かれたものですが、アニメは田中将賀氏がキャラクターデザインを担当されているため、見慣れた印象を受けます。そのことで序盤から、すんなり作品の世界に入り込めます。
たまたま自転車旅で3回も訪れた「小諸」ですが、あくまでもルートの都合上の“通り道”だったこともあって、懐古園を観光したことと、中仙道ネタの街並み散策程度です。
日本一周編が終わった後も北海道と沖縄エリアには何回か行ったことで、行っておきたいところも残り僅かです。そこで新ネタとして島巡りを楽しんでいるわけですが、なかなか「島巡り」を気軽に実行できるわけではないため、現地まで半日程度の列車移動で行けるエリアで新ネタを探しています。
アニメには20年近く浦島太郎状態でしたが、“聖地巡礼ネタ”を調べてみると長野県には該当するエリアが結構多いようです。
そこで自転車旅の途中で見かけた「あの夏で待ってる」のポスターが気になっていたため、まずは「あの夏で待ってる」を観ておこうとなったわけです。
第1話 困ります、先輩。
第2話 先輩といっしょ…
第3話 先輩が言っちゃう…
第4話 先輩はすごかった。
第5話 先輩はヒロイン。
第6話 先輩にライバル。
第7話 先輩の気持ち。
第8話 先輩がPINCH,
第9話 せんぱい
第10話 先輩と僕らの。
第11話 行かないで、先輩。
第12話 あの夏で待ってる。
全12話で1本の映画を観ているような感じのストーリ構成に無駄がなく、登場人物一人ひとり丁寧に描いて、怒涛の展開のクライマックス。そして、最後の最後に観る側に「あっそうなのね」と思わせて幕を下ろす。
特別編 僕達は高校最後の夏を過ごしながら、あの夏を待っている。
本編ラストのラストのところを補完する役目の「特別編」です。一気見した後の余韻が残っているうちに観てこそ意味がある「特別編」。
10話までなら沖縄のエピソードを除けば小諸市だけなら1日あれば“聖地巡礼ネタ”は楽勝かなと思ったのですが、実は…
ということで改めて調べてみると、ラスト2話の“聖地巡礼ネタ”に関しては、頭文字Dの時のように走行ルートを調べた人のレポートが見つかります。
小諸市だけだと「4回目の小諸か…」といまいち気分が盛り上がりませんが、ラスト2話に関しては「これは楽しそう」となったため、自転車旅ネタとしても使えそうです。
作品のタイトル「あの夏で待ってる」通りに偶然にも「夏」の季節に全話観たわけですが、観るならやはり夏に観ることをお勧めします。作中の季節が夏ですので、妙にシンクロします。