歩き旅「鳴海宿~宮宿」

しばらく「ブロンプトンの旅」がお休みになるため、近場限定ながら自転車、歩き旅、ドライブの3本立てで休日を楽しんでいます。近場ゆえに前日とか当日の朝になってから思いつきで予定を急きょ変更することができます。

今朝は朝からドシャ降り状態だったため、ドライブの気分にもなれません。そこで、歩き旅ネタで仕入れたアイテムを少しだけいじくってみます。


パッケージから取り出した「ICF-R354M」は“名刺サイズ”の謳い文句通りにコンパクトです。


このように薄いため、シニアさんなら胸ポケットに入れるかもしれませんね。私はポケットに何かを入れることが嫌いですので、小さいものでもバッグに収納します。そのため、大きさはそれほど問題にはしていませんが、重量は気になります。実測するのを忘れましたが、カタログ値では電池込みで72gです。

屋内でもAMは問題なく受信できますが、FMは全く受信できません。壊れているのかと心配になり、雨の中を外に出て試してみると正常に受信できました。しかし、音質はそれほどよくありません。AMがメインのポケットラジオかもしれません。

イヤホン標準装備ですが、ヘッドホン用の出力端子があるため、ミュージックプレイヤーで使っているイヤホンを使ってみましたが、ラジオ側がステレオ仕様にはなっていないため、全く役に立ちません。標準装備のイヤホンがFM受信時のアンテナ代わりになっているため、FMを聴くには違和感がありますが、標準装備のイヤホンで聴くしかありません。


ストラップを着けることができるため、何か着けておきますか。日本中を旅した時にあちこちでストラップも買いました。それらの中から選んだものは…


青島神社で購入した「かえる御守り」です。歩き旅とはいえ、交通事故に遭う可能性はゼロではありません。

そして、もうひとつのネタ「GPS機能付き腕時計」の件の続きです。

モバイルバッテリーで充電できるのではないのか思った「ForeAthlete15J」の検証。


大容量モバイルバッテリー「cheero Power Plus 3 13400mAh」を繋いでみました。「cheero Power Plus 3 13400mAh」を使うと中華ライトを「強」で5.5時間、「弱」で24時間も点灯させることができます。便利なオートパワーオフ機構が裏目に出て、「ForeAthlete15J」を充電することができません。


パナソニックブランドのエネループモバイルバッテリーならOK


サンヨーブランドのエネループモバイルバッテリーもOKでした。

GPS機能を使用時の稼働時間は「約8時間」ですが、フル充電させるのに「約4時間」要するため、「長時間歩く時は休憩時間中にモバイルバッテリーで充電させる」というのはアイデア倒れになりそうです。

さて、アイテムをいじくっているうちに雨が止みました。せっかくの休日ですので、「歩き旅」の続きをすることにしますか。

自宅から宮宿(熱田)まで歩くつもりだった前回は約20km地点であえなくギブアップ。続きの鳴海宿からどこまで進めるかとなりますが、宮宿から先は桑名宿まで船が使われていたため東海道が存在しません。東海道が存在しないからと言ってワープするのも悔しいため、佐屋街道を使うことにします。

しかし、佐屋街道を進めて途中でギブアップすると戻るのが大変です。そこで、今日は短距離となりますが宮宿(熱田)ゴールとします。


東海道の鳴海宿に放置されている山車。今日は何があるんだろうとチェックしてみると「成海神社例祭奉祝山車曳行」でした。この山車が動くのは1時間30分後の13時過ぎらしいので、残念ながら先に進みます。


11時30分、鳴海宿の西口丹下町に建てられた常夜灯。ここまでが鳴海宿となります。この先が少し分かりにくい区間であり、東海道の面影がなくなる区間でもあります。


この天白川の「天白橋」が正解ルートです。道路の車用の標識は違う方向を示しているため間違いやすいです。


11時49分、笠寺一里塚。ブロンプトンで立ち寄った時(2010年10月3日)は彼岸花が満開でしたが、さすがに一週間遅れでは彼岸花は残っていませんね。


笠覆寺の仁王像と巨大な藁草履。「大わらじを飾るのは仁王のような健脚を祈るもの」だそうです。


ブロンプトンで走った時は見落としていましたが、東海道にもこのような道標が設置されています。ただ、東海道の場合は気まぐれに設置されているため、完全制覇したい人には難易度が高いかもしれません。中山道のように、道標に沿って行けば迷わずに進むことができるというわけではありません。

この辺りから旧東海道沿いは祭り一色と言う雰囲気になってきますが、地元民以外にとっては完全アウェイ感全開であまり良い気分ではありません。ただ、騒がしいだけ。

旧東海道を歩いているとやたらと騒がしい場所がありました。ここが祭り中心地点なのでしょうか。少し覗いてみることにしましたが…


そこは「富部神社」で、境内は祭りの格好をした人たちで溢れています。地元民以外で立ち寄った人は皆無かもしれません。


お姉さま方が気合を入れて太鼓をたたいていました。


この先の神社前には「東海道」の石碑が置かれています。※気が付いたのは2箇所

もうしばらく騒がしい区間を歩くことになりますが、堀川を越えるとようやく静かになります。


12時49分、裁断橋跡(さいだんばしあと)。規模が縮小されているとはいえ、橋を遺している理由というか価値は私には分かりません。


13時13分、七里の渡し(しちりのわたし)に到着。前回のギブアップポイントから2時間の区間ですから、「もうちょっと歩けば」となっていたわけですが、その「もうちょっと」の壁が大きいです。


今後の「歩き旅」のためにも熱田神宮を参拝します。


今日なら空いているかと思った熱田神宮ですが、予想は外れて大賑わいです。道路には駐車場の空き待ちの車の列ができています。


ちょうど神前結婚式の最中でしたが、このような超メジャーな神社で式を挙げると、観光客の注目の的になってしまうので、どうなんでしょう。

13時50分ごろに名鉄の神宮前駅に到着。本日の歩行距離は13.27km(プラス3.22km)でした。

次回は佐屋街道を歩く予定です。



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