愛知県だけでも「歩く」となれば結構な時間を要します。無計画に東西南北進めているため、いまだに完結したルートがありません。
昨日までの天気予報では、今日は不安定な一日になるはずでしたが、朝からなぜかドピカン晴れです。今さら「一日歩くコース」を設定していては時間の無駄ですので、歩き旅「愛知南部編パート1」の続きを歩くことにしました。
9時20分、名鉄の高浜港駅をスタート。見事な青空ですが、すでに汗が流れ続けます。
歩き旅愛知編は「ウィーキング」みたいなものですから、多少の遠回りは全く問題ありません。交通量が全くない川沿いを歩きます。ここの堤防道路は、少し先から狭いダートになっているため、車が通らないのです。
花菖蒲で有名な「油ケ淵」を反対側から眺めるのは初めてです。自転車でも通らない道ですから当然かもしれません。
途中の公園で30分程撮影タイムをとったこともあって、11時30分ごろに西尾市に突入。約8kmで2時間10分要しています。すでに暑さで歩くのが嫌になっていますが、前に進みます。
ハイキングのガイド本のお勧めコースをトレースしますが、正直言って夏場に歩くものではありません。
西尾市立図書館の隣にある「岩瀬文庫」を見学します。
岩瀬文庫って何?
西尾市岩瀬文庫は、明治41年に西尾市須田町の実業家である岩瀬弥助が、本を通した社会貢献を志して創設した私立図書館として誕生しました。戦後に西尾市の施設となり、平成15年4月に日本初の「古書の博物館」としてリニューアル、平成19年12月7日に登録博物館となり、平成20年5月6日には創立100周年を迎えました。
公式サイト
西尾市は不思議な町ですね。このようなお洒落なアパートがあるかと思えば…
その隣は戦後すぐに建てられたような建物があります。
「中善画廊」と書かれた看板がある超レトロな建物。
そのレトロな建物の構造がどうなっているのか分かりませんが、道路側の出入り口は「カテキン堂」です。パット見、外観からして店内は広そうに感じますが、実は狭いです。
今日はスルーを予定でしたが、あまりにも暑いため緊急ピットインです。抹茶のカキ氷をいただきます。
店横の空き地に鎮座している抹茶色のトヨペットクラウン。マメに手入れしているのかピカピカです。
暑さに限界を感じてこのまま西尾駅に向かおうかと思いましたが、これを見てしまうと立ち寄らなければいけません。
西尾市歴史公園にある西尾城の本丸丑寅櫓をいつもとは違い角度から撮影。
自転車では通ったことがないルートで西尾駅を目指します。
13時35分、ようやく名鉄の西尾駅に到着。暑さのせいか14km弱の距離なのに4時間15分も要しました。
このペースでは愛知県南部編もなかなか完結しそうもありません。