長時間歩くための靴下は高額です

「一度はやっておきたいこと」の一つだった「屋久島の縄文杉トレッキング」は今年の4月にクリアしました。そのための「トレーニング=ひたすら歩く」を昨年の秋から始めていたわけですが、4時間くらい歩くと必ず致命的なトラブルが起きていました。

最初の頃は1時間程度でその症状が現れて、回避策はすぐに見つかりました。最初に起きたことは「踵の皮が剥がれる」です。これになるパターンは自転車用の靴下を使った時だったため、通常の運動用の靴下を使うことで症状は起きなくなりました。

ウォーキングシューズのインナーソールも交換したことで「これで大丈夫」と2時間、3時間と歩く時間を延ばしていくと、4時間である痛みでギブアップ。

右足の小指に“水ぶくれ”ができてしまうのです。我慢して歩くと左足の小指にもでき、そして右足の薬指にもできて、ここで歩くことが困難になります。解決策が見つからずに「屋久島」に行く日になってしまったため、当日は靴下を二重に履いて、さらにこまめに休憩を取ることでなんとか乗り切りました。

そして、7月の車山ハイキングでは右足の小指だけ“水ぶくれ”になったため、ギリギリのところだったようです。この先のことを考えると“水ぶくれ”対策が必要です。

歩きながら小指と薬指が圧迫されている感覚があるため、もしかしたら…

と思いついて「ファイントラック スキンメッシュ ソックス5本指クルー」を1足購入しました。

そして、8月、9月のウォーキングで試してみたところ、不思議なことに“水ぶくれ”になりません。

何事も専用品というものはあるもので、「長時間歩くための靴下」が「ファイントラック スキンメッシュソックス5本指」だったようです。富士山登頂と尾瀬ハイキングが待っていますが、年内に宿泊を伴う「ひたすら歩く撮影旅行」が控えているため、2足注文。


ファイントラック スキンメッシュソックス5本指レギュラー FSU0214

1足で500円程度の靴下を使っている庶民からすると、2足で5000円オーバーというのは超高級靴下です。趣味ものは高額ですが、必要な人にとっては重要な用品ですので、靴下をケチって歩けなくなるくらいなら、数千円の出費は仕方ありませんね。



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