貧血は改善されたのか?

毎年恒例の4月の献血で「貧血気味」とかでNGをくらい、人間ドックでも再び「貧血気味」の判定。高負荷の運動をしすぎると「貧血」になるようです。

赤血球数(RBC)
→赤血球は血液の主な細胞成分で、酸素を肺から各組織へ運ぶ働きを持っています。

ヘモグロビン濃度(Hb)
→血液の赤い色は赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)によるもので、赤血球の働きの中心となっています。

心肺機能を使って走る場合は「赤血球」が非常に重要になるため、人間ドックを受診した後から鉄のサプリを摂取してきて、「貧血」が改善されたなら「年に一度の献血」を今年もやっておきたいと考えていました。毎年欠かさずにやってきただけに…

そろそろ年末というタイミングで「献血依頼」のハガキが届いたため、近場の献血会場へ出向いて、今回はNGを食らうことなく献血完了。しかし、ヒルクライムシーズン終了後はサプリを摂取するのをサボっていたため、「血球計数検査」がどのような数値を示すのか少し不安でした。

先日、検査結果が届いたので、さっそく過去のデータと比較してみると…

血球計数検査
  2009年4月 2010年4月 2011年5月 2011年12月 標準値
赤血球数 542 474 458 451 425~570
ヘモグロビン濃度 15.3 13.6 13.3 13.2 13.3~17.4
ヘマトクリット値 47.8 42.9 41.2 40.7 39.0~50.4
平均赤血球容積 88.2 90.5 90 90.2 80.0~100.0
平均赤血球ヘモグロビン量 28.2 28.7 29 29.3 26.0~34.0
平均赤血球ヘモグロビン濃度 32.0 31.7 32 32.4 32.0~36.0
白血球数 79 59 36 50 35~100
血小板数 22.7 24.7 21.3 25.2 14.0~38.0

ヘモグロビン濃度は全く改善されていません。この数値が低いと献血をすることができなかったり、「貧血」と判定されたりします。

しかし、「赤血球数」「平均赤血球ヘモグロビン量」「平均赤血球ヘモグロビン濃度」については、もともと標準値に収まっています。不思議なことに「白血球数」と「血小板数」の値については約2年前の数値に戻っています。

もしかしたら、「一時的な体重の増減は水分量の違いによるもの」と同じで、単純に水分量が多いために「ヘモグロビン濃度」が低くなっているのかもしれません。あくまでも“濃度”ですから…



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