人間ドックの検査値を踏まえて「別冊Newton からだの検査数値」を購入

今年の人間ドックの前に購入した雑誌


週刊ダイヤモンド 健康診断のホント

正直言って殆ど役に立ちませんでした。どのような検査があって、それらが役に立つ検査なのかという内容です

人間ドックの検査結果を踏まえて購入した専門誌


別冊Newton からだの検査数値


目次を見る限り、全てネットで拾える内容ですが、いちいちネットで探す手間を考えると、一冊の本になっている方が便利です。


人間ドックの検査値で気になった「総蛋白」と「アルブミン」の説明ですが、内容としてはネットで探したものと殆ど同じです。人間ドックの検査後に医者から説明を受けますが、特にここには触れられていないため、0.1の違いで正常値に入るなら検査するたびに変わる可能性があり、とりあえず様子見ということかもしれません。


興味深い項目は「死の四重奏」です。死の四重奏とは、「肥満」、「糖尿病」、「高脂血症」、「高血圧」のことで、併発しやすくお互いに悪影響を及ぼし動脈硬化を進行させ冠動脈疾患を起こし、命の危険に陥ります。よって、注意すべき最重要項目であるわけですが、ふと気になったのは「男性」と「女性」の死亡率です。女性の場合は「死の四重奏」の症状が一つもない人に比べて、症状が増えるにつれ死亡率が高まります。ところが男性の場合は症状がゼロから4つまで脂肪率が急上昇するわけではなく、症状ゼロと4つを比べても死亡率は2倍にもなっていません。つまり、男性の場合は他にも要因が多すぎて「死の四重奏」だけ気を付けても絶大な効果があるわけではないようです。


タバコの害については有名過ぎて今さら感がありますが、この数値は見てもやめない人はやめないのかもしれません。


最後の「リスク要因別の関連死亡者数」を見ると圧倒的に「喫煙」と「高血圧」が多いです。「喫煙」と「運動不足」は「高血圧」にも繋がるので、何を気を付ければ良いのか分かりやすい。

リスク要因をいかに減らすか。それに尽きます。



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