2011年の第12クール(第45~48週)の実績としては「1236.96km+12670m」でした。
ブロンプトンの観光サイクリングが主体だった第12クールも「1000km+10000m」をクリアして、第3~12クールの平均値としては、距離が1356.92km、獲得標高が13568mになっています。しかし、あくまでも“目安”とはいえ「4週間で1000km+10000m」という縛りがあると4週間の日程を常に考える必要があり、「休養日をどこにすればいいのか」が一番の悩みになってきます。
クール毎の実績グラフが示しているように、春と秋はロングライドが主体になるため「距離」が伸びます、夏場はヒルクライムが主体になるため「獲得標高」が伸びます。冬場は観光ポタが主体となるため必然的に「距離」「獲得標高」ともにそこそこで留まります。
つまり、季節ごとに楽しんでいる「自転車遊び」の内訳が違うため、4週間という期間での目安目標値の設定は変な足かせになってしまいます。よって、来年は「13クールで13000km+130000m」にしようかと…
手持ちの6台の稼働状況を一覧表にしてみました。
ミニベロ16 | ブロンプトン | Lupo D | アンティーコ | ニローネ | キャスパー | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2011年1月 | 411.50 | 160.00 | 142.00 | 94.00 | 124.50 | 932.00 | |
2011年2月 | 190.00 | 206.00 | 137.00 | 386.50 | 919.50 | ||
2011年3月 | 150.00 | 241.00 | 140.00 | 135.00 | 772.00 | 1438.00 | |
2011年4月 | 208.00 | 980.00 | 499.30 | 1687.30 | |||
2011年5月 | 43.00 | 215.40 | 910.63 | 332.00 | 1501.03 | ||
2011年6月 | 238.37 | 551.78 | 647.03 | 1437.18 | |||
2011年7月 | 386.58 | 74.83 | 727.22 | 388.80 | 1577.43 | ||
2011年8月 | 70.20 | 397.71 | 872.88 | 288.32 | 1629.11 | ||
2011年9月 | 50.00 | 679.21 | 121.72 | 600.06 | 1450.99 | ||
2011年10月 | 24.50 | 700.35 | 357.03 | 109.46 | 150.40 | 1341.74 | |
2011年11月 | 748.69 | 69.39 | 303.62 | 307.75 | 1429.45 | ||
計 | 869.00 | 3013.45 | 1806.48 | 214.83 | 4943.31 | 4496.66 | 15343.73 |
ロードを使えば簡単に月間走行距離が延びることは明白です。さらに、ジテツウトレーニングにはLupoD、近場のサイクリングにはキャスパー、遠征にはニローネを使えば「4週間で1500km+15000m」もそれほど難しいことではありません。しかし、「ブロンプトンで観光サイクリング月間」の場合は、距離、獲得標高ともに難易度が非常に高まります。そこで、「ついでにヒルクライムもやってしまおう」となってしまうわけですが、目的が違うことを無理やり結びつけると楽しさが半減します。
ヒルクライムというものは「上ること」だけが目的であって、「上った先」はどうでもいい。旅の場合は「上った先」に行くことが目的であって、峠はあくまでも通り道。その通り道にもならないルートをあえて走るのはブロンプトンの旅企画の趣旨とは違うと気が付き、大分遠征のルートから「英彦山ヒルクライム」を外してみたところ、良い感じのサイクリングコースになりました。わざわざスーパーママチャリのブロンプトンを使うのですから「良い景色の中を走る」「美味いものを食べる」「のんびり観光をする」ということに時間を費やせば良いのです。“上りたい走りたい”という遠征ならばロードを使えば良いわけで、それに適した季節があります。
ということで、2011年ラストの第13クールについては、「距離や獲得標高を簡単に稼ぐことができる」という要素を排除して「キャスパーでジテツウトレーニング」と「ブロンプトンで観光サイクリング」だけで「1000km+10000m」を達成させてみようかと思います。もちろん「観光サイクリング」ですから、距離や獲得標高を稼ぐためのルート設定などはしません。走りたいところを走った結果として「1000km+10000m」になれば良いのです。