朝の出勤時、とても道が空いています。「世の中、GWなんだな~」と実感する瞬間でもあります。
私の勤務先には「GW」を始め「お盆」「正月」などというものはないので、世間様とは別の時間軸で動いているような錯覚を受けます。今年の新入社員はその辺のことを知っていて入社したのでしょうか。内部的にはとっても不満がありますが、外部に対しては「うちの会社、年中無休の24時間稼働だからいつ呼び出しがあるか分らない」を口実に気乗りしない頼まれ事を断る理由にできますので悪いことばかりではないということか。
昔から言われている「5月病」ですが、新入社員の場合に当てはめてみると次のように考えられます。
会社に入社して新しい環境で一ヶ月間余計なことを考える暇も無く日々忙しく過ごし、ようやく5月の連休中に自分を見つめなおす時間が手に入り“冷静に”物事を考えることができる。そして会社とか職場というものを客観的に判断することもできる。気分転換に遊びまわり「考える暇なんかない」という人は幸せかも知れませんが、自宅で悶々としていた人は連休明けに「これではいけない」と決断してしまうかもしれない。決断した人の中にはそのまま会社に来なくなってしまう人もいるかもしれません。
と書いてみましたが、「GW」などというものがない私の勤務先には無関係な話です。事実、私の部署に配属された新入社員はいきなり「現場応援」で工場で汗まみれになって働いています。それこそ彼は「GW、何それ。俺には関係ない話さ」と思っていることでしょう。