昨日受講した「ユニバーサルデザインフォーラム主催 Webアクセシビリティ向上セミナー」であるが、他のIT関連セミナーに比べてセミナー会場とか場の雰囲気とかが非常に地味で、セミナーが始まるまで内心は「もしかしたら怪しいところにきてしまったか」と心配していた。
「UDF」のメンバーの会合(発表会?)を一般企業にも開放することによって“セミナー”という形にしているようで、真剣に勉強したい人だけを対象にしていて、興味本位で参加する人には辛い内容です。
IT関連のセミナーの殆どは興味本位で参加するもので、その中から何かヒントを掴んで仕事に活かせれば良いのではと私は考えている。今回の「Webアクセシビリティ向上セミナー」もそのつもりであったのだが、第一セッションの植木氏の話を聞いているうちに「これは真剣に取り組むべき課題である」と思い知らされた。いかに企業のWebサイトがご都合主義であったか、一般消費者に見てもらうためと言いつつ見せ方は企業本位であったのではないのか。
「Webサイトは健常者だけのものではない」という根本的な部分を欠落しているWebサイトがいかに多いことか。Web担当者として大いに反省させられたセミナーでした。