外注さんが絡んでいる某システムのメンテナンスを担当している某氏は、メンテナンスが発生するたびに「テストが大変」と嘆いていたが、その理由がようやく判明した。
開発に要した時間の何倍も時間を掛けてテストをしているらしいのだが、それって「ユーザテスト」ではなく「デバッグ」をやらされているのでは? つまり、開発者側がすべきことを「テスト」という名目の元、バグの洗い出しをさせられるため、「運用テスト」の段階に辿りつくまでに相当時間を要しているのであろう。一通り動くようになってからが本当の意味での「ユーザテスト」だろうに…
今回の開発案件には、もうそろそろブチ切れそうです。一番最初の打ち合わせで私は「お互いに担当するパートを責任を持ってキッチリ作りましょう。細かいことは言いません。リクエストに対して正しい値を返してください。ただそれだけのことです。」とソフト会社の実務責任者および社内の関係者にもはっきり言ったのに、なぜに私の担当以外のデバッグ作業をしなくてはいけないのか。リクエストに対してまともな値が帰ってこない為、何が悪いのか推測して先方に連絡、そうするとそこだけ修正したものが届き、差し替え作業。再び、バグが見つかり指摘すると修正版が届き差し替え。こんなことがもう何度も続いている。
バグが1個見つかったら同じようなバグが無いのか全てチェックしろ! たったそれだけでバグの7割から8割はなくなるぞ。
それにしても「ソフト会社」で開発しているのならばレベルの差はあっても、いちおう“プロ”でしょ。プロでもこの程度の仕事しかできないのかと、ほとほと呆れるばかりです。
もし、これが社内の後輩だったとしたら、今頃は殴り倒しているところです。
こだわりを持って妥協せずに開発することを信条としている私は、先方にもそれ相応の仕事を求めます。“なあなあ”な仕事しかできない相手とは組みたくありません。「“仕事”としてやるからにはキッチリやる」それが当たり前でしょ。