毎日のように週間天気予報が変わったことで、当初の予定から削りに削って行程を確定できたのか2日前でした。
10月21日
近江八幡駅から堀切漁港に向かう路線バスの本数が非常に限られるため、「バスは不便、歩くには遠い」場合に便利に使えるキャリーミーです。
まずは港周辺を探索します。もちろん目当ては島猫です。
しかしながら、港周辺で見つけた猫ちゃんは僅か3匹。
マップが必要にならないほどシンプルで何もない島なのか、観光マップがありません。港で見つけたマップを見ても「やっぱり何もない島なんだ」と思わされます。
港の集落を進むと前方に猫ちゃん発見。何気ない後ろ姿が絵になります。
この島の移送手段は三輪自転車が主力です。
Google Map を見る限り「道路」があるはずですが、どうやらこれがメイン道路のようです。せっかくの自転車が役に立たず、ひたすら押し歩きです。
誰も居ない小さな浜辺。まさにプライベートビーチです。
タイミングよく1本後の便が通りました。船賃は往復で1000円。チケットは船内の券売機で買います。
乗船客の大多数が釣り人ですが、ここは結構有名な釣り場なのでしょうか。
自転車を押し歩くことさえ厳しくなり、途中で自転車を置いていきます。この辺りがゴールだろうかという場所に今にも壊れそうな船着き場があります。
恐る恐る先端まで歩き、振り向きカシャ。想像するに、もともとは船でこの神社を参拝したのかもしれません。
名前負けしそうな「厳島神社」
港まで戻って集落を探索します。観光地化されていないため、寂れた港町という雰囲気がなかなか良い感じです。
奥津嶋神社
山神神社
そして山神神社からの眺望
集落を西へ西へと歩くと袋小路になっていて、うっかりすると民家の敷地に入ってしまうので気を付けましょう。
「この先には行けないよ」の見印なのか、袋小路になっている少し手前で子猫がいます。全く動かないため、遠目で見ると何か黒いものが放置されているのかと思えます。
集落から出て、さらに西へと進むと工事区間になっています。ボートに乗って釣りを楽しむ若者たち。
ここで港にUターン。
ここの子猫たちは警戒心が強いのか、少し近づくとすぐに逃げてしまいました。
“琵琶湖の猫島”と呼ばれていますが、あまり猫ちゃんを見かけなかった沖島でした。
滞在時間の目安としては、猫目当てでも2時間30分、散策目的なら1時間30分くらいでしょうか。