「感情的にならない本」は読みやすいけど

「感情的にならない本」は2013年11月出版の書籍ですが、今でも書店のベストセラーのコーナーに展示されています。


和田秀樹(著)「感情的にならない本」

他人の気持ちは変えられない、と割り切る、理屈は正しくても、なぜいい結果にならないか、感情的に反応する人は、放っておくしかない、「自分だって」といわれると、なぜ腹が立つか、根本的な解決などできないし、目指さなくていい(他)、自分にも他人にも機嫌のいい人になる、感情コンディションを整える方法!

和田秀樹氏の著書は全てにおいて「とにかく分かりやすく」が貫かれていて、この「感情的にならない本」も本をあまり読まないような人でもスラスラと読み続ける事ができます。

嫁さんが買う書籍は軽い内容のものが多いため、「感情的にならない本」も“ながら”でも90分程度で読み終えることができました。

難しさを極力排除したことが裏目に出ているようで、“心理学”という視点で何かしらの勉強のつもりで読もうという人には物足りない内容です。

書かれていることには「なるほど」と納得させられるポイントがいくつかありますが、「そうは言っても」と思う人が大多数だと思うため“読み物”という位置づけになるかもしれません。



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