50からの老いない部屋づくり

これからの15年間のために自室を大幅に模様替えしました。そのことで少しばかり“買い物”が変わってきました。単なる消耗品なら良いのですが、“部屋に置くもの”については「部屋に置くイメージ」が具体的に湧いてくるもの、さらに「部屋に合うもの」なのか少し考えてから買うことにしました。

先日の旅行でUSJに行ったわけですが、同僚たちが明らかにネタだろうと思われるアイテムを買っているのを見て、「それを部屋のどこに置くのだろうか」と頭の中でイメージングして「これは無いな」と自粛。

遥か昔、約30年前のことですが、マイカーで北海道一周した時に巨大な「木彫りの熊」を買いました。その時は「良いものを買った」と満足していたのですが、それから30年間も置き場に困っていたのです。「とにかく捨てる」でやった断捨離で、その「木彫りの熊」をようやく捨てました。

せっかくモノを減らしたのに再び増やしてしまうわけですが、今までとは違う増やし方にはなると思います。


この書籍から始まって…


これを読んで方針転換して…


あれこれイメージング


出張の時の移動中もあれこれ妄想して


余計に混乱して…

ようやく「くつろぎ部屋」が完成したわけです。


その“締め”になるのか分かりませんが「50からの老いない部屋づくり」を読んでみました。綺麗にした部屋を維持するための最重要ポイントは「掃除のしやすさ」のようです。

今回の取り組みの中で気を付けていたのが「収納」です。実は「綺麗に収納」というものは、諸刃の剣であることにようやく気が付いたわけです。

昔から狭いスペースを上手く使って収納することが得意だったようで、ものが増えてもなんとかしてきました。今回の断捨離で「出るわ出るわいろんなものが…」という雰囲気で、とにかくよくまあこれだけのものが収まっていたものだと呆れます。

大量の荷物を部屋から出しても、ちっとも部屋の空きスペースが増えた気がしなくて、さらに減らしたわけです。結局のところ、見えるように(すぐに取り出せるように)収納しなければ、使わないものが溜まっていくということです。

「とりあえず仕舞っておく」の“とりあえず”の期間を決めることと、それらを置いておく場所に制限を付け、さらになるべく目につく場所にしておくことが、「使わないものが溜まっていく」を防ぐ方法かもしれません。



関連エントリー