歩き旅東海道編「吉田宿~赤坂宿」

歩き旅を効率よく進めるなら「前回のゴール地点が今回のスタート地点」にすれば良いのですが、「やらなければならない」にしたくないため、気軽な思い付きで進めています。

年末になると愛知県内でもあちこちでイルミネーションを見ることができます。岡崎公園でもイルミネーションをやっていることをタイミングよく知ったため、これを絡めて東海道の吉田宿から藤川宿までの区間を歩きます

撮影機材
・OLYMPUS PEN E-PL7
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0


夕暮れ後に岡崎公園に着けばいいため、12時ごろ豊橋駅をスタート。


豊橋駅周辺でもイルミネーションを見ることができそうですが、できれば何かとセットで訪問したいところ。

自転車で何度も走ったことがあるルートをひたすら歩くわけですが、自転車の速度では見落としてしまうものを回収するのも歩き旅の目的でもあります。


下地の一里塚。江戸・日本橋から74里目の場所です。一里進むごとに小休憩を取ると良い感じのハイキングになります。


瓜郷遺跡。1947年年から5回にわたる発掘調査で発見された弥生時代中期から後期にかけての遺跡です。特に観光地化されているわけでもなく、道路から誘導するような目立つ案内板があるわけでもない、地元民だけが知っているような遺跡です。


豊橋側から歩くと「子だか橋」の手前で歩道がなくなり、さらに道幅も狭くなり、歩くには危険を感じる区間に突入します。旧東海道に拘らないなら、すぐ隣にある国道1号線が安全です。


この先も歩道は殆どありません。自転車なら快適ですが、歩くには向かない区間です。


伊那の一里塚。江戸・日本橋から74里目の場所です。立ち寄りポイントがあったとはいえ、1時間で約3.9kmしか進んでいません。


相変わらず足の小指に痛みが出るため、休憩を兼ねて遅めの昼食タイム。「味噌カツどん+うどん」で税込み702円はお得感あります。

参考5時間30分コースだったことを食事をしながら気が付いたため、どこでリタイアしようか考えながら御油宿の入り口までひたすら歩きます。


年末年始に向けて「大社神社」は大掃除の真っ最中です。


東林寺の「飯盛女たちの墓」。


探しながら歩いても通り過ぎてしまった御油宿の本陣跡。東林寺に案内板がありました。


夕暮れ時の光になったころにようやく御油の松並木に到着。


隣の国道1号を走れば良いのになぜかここを通りたがる車の往来が多く、速度を抑えるように道路が整備されています。そのため、旧街道という雰囲気も薄らいでいます。あちこち旅した印象からすれば、道路を整備せずに車の通行を禁止にすればよかったのではと思います。


芭蕉の句碑がある関川神社。


広重が描いたソテツ(蘇鉄)がある浄泉寺。


赤坂宿の「大橋屋」は大規模な改修工事中です。


中途半端な場所でリタイアするのは繋ぎに苦労するので今日はここでオシマイです。


名鉄の名電赤坂駅に停まる列車は30分に1本。待ち時間が25分もあって、冷たい風に震えながら流し撮りをしてみますが、E-PL7では無理でした。失敗写真連発の中から、車内を流しとめるという写真を選択。

次回はイルミネーションとセットにするために豊橋駅をゴールにするコースを設定予定。



関連エントリー