北関東遠征「日光東照宮と日塩有料道路(もみじライン)」

2013年10月28日、29日

北関東遠征「ガルパン大洗町と水戸市観光サイクリング」の続きです。

茨城県については正味23時間弱という非常に短い滞在時間でしたが、「少なくともここだけは」という場所には立ち寄ることができたため、日本一周ルートとしては良しとします。筑波山や茨城県北部などには日本一周補完計画で改めて訪問する予定。

さて、茨城県をクリアさせ、いよいよ栃木県に突入です。会津若松までの繋ぎの区間という扱いになってしまうこともあって、なんとなく消化試合のような気がしますが、日光東照宮と日塩有料道路だけではなく、「この機会だからこそ」という立ち寄りポイントを設定して観光サイクリングを楽しみます。

20131027佐原~水戸
92.1km(386m)

20131028水戸~鬼怒川
148.1km(1,343m)

20131029鬼怒川~那須塩原
94.1km(1,550m)

距離:334.3km 獲得標高:3279m

10月28日

「笠間稲荷神社」から北上して栃木県入り、最初の立ち寄りポイントは真岡鐵道の真岡駅。実は真岡鐵道も「SL」を走らせています。「SL撮影」を楽しむのならば、「SLもおか」の運転日である「土曜日、日曜日、祝日」に訪問する必要がありますが、初日の移動日を日曜日に設定したことで、今回の遠征中での「SL撮影」はボツとなりました。日本一周補完計画で再訪問する機会があれば良いのですが。


真岡鐵道の真岡駅は蒸気機関車の形を模した駅舎であるため、どこから見ても「真岡駅」であることが分かります。これだけでも「SL」への強いこだわりを感じます。


平成25年4月にオープンしたSLキューロク館。


大正9年製造の9600形蒸気機関車(49671)が展示されています。このSLも稼働可能車両で、日曜日と祝日には敷地内を100mほど走行するとのこと。


関東七名城の一つ「宇都宮城」に到着。これで国盗りゲームの栃木もクリアです。


宇都宮といったら「餃子」です。では、観光で宇都宮に訪れて、立ち寄ってみるべき餃子屋といえば「宇都宮みんみん」ですが、平日にも関わらずこのように行列ができています。行列に並ぶ時間的余裕は無いため、餃子を諦めるかどうか悩みどころ。宇都宮に来たのにネタとして餃子を食べないというのは。。。


大通りで交通整理をしていたオジサンに餃子を食べることができる店を教えてもらって、MEGAドン・キホーテラパーク宇都宮店地下1階のある「来らっせ本店」に到着。幸楽、宇都宮みんみん、めんめん、さつき、龍門の店舗があるわけですが、システムがイマイチ分からない。面倒だから一番手前の店舗のカウンター席に座って様子見。どうやら「各店の餃子を食べ比べ」というイベントを楽しむ場所らしいのですが、独りで食べ比べなどできるわけもなく、カウンター席ですからこの店の餃子を注文。


宇都宮餃子の特徴が何なのかさっぱり分かりませんが、注文した「焼き餃子」と「スープ餃子」は普通に美味しいです。


日光へ直行というのも疲れるので「大谷平和観音」に立ち寄ります。この巨大な磨崖仏は、太平洋戦争の戦死者を悼み昭和20年代に築造されたとのこと。


隣にある「大谷磨崖仏」の拝観は有料で、さらに撮影禁止。あまり印象に残らなかったのか、時間の経過とともに記憶が薄れていきます。

文化遺産オンライン 大谷磨崖仏(おおやまがいぶつ)


旧日光例幣使街道の良い感じの松並木。この景色の中を走り続けたいところですが、路肩が狭い割に大型車の交通量が非常に多く、まさに命がけになってしまいます。


1kmほど走ると脇道があったためエスケープ。ところが結構な上り道となっていました。でも大型車に煽られながら走るよりはマシです。


夕暮れ時の日光の山々が綺麗です。左側の山が男体山でしょうか。


予定より40分遅れで日光の「神橋」に到着。この橋は世界遺産に登録されている国の重要文化財ですが、あまりにも観光地化されていて、ありがたみを感じません。これで日本三大奇橋(錦帯橋、猿橋、神橋)をコンプリートです。

時刻は15時50分、ドライブで訪問しているのならば余裕をもって日光東照宮を散策できますが、自転車旅での訪問で今日の宿は鬼怒川温泉となっているため、実は余裕が殆どありません。よって40分遅れていうのは予定外ともいえます。


神厩舎の「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻。日本でもっとも有名な猿の彫刻。


陽明門をくぐって正面の国宝の唐門。観光客の往来が多いため、唐門の近くで撮ることは不可能。少し脇で遠慮気味に記念写真。


左甚五郎の作と伝えられる「眠り猫」。こちらも国宝。この先にある「奥社(家康公の墓)」まで行く余裕がないため、ここでUターン。(以前訪問した時に時間を掛けて観光しているのでムリする必要もなし)


平日の夕方にも関わらず観光客が非常に多い日光東照宮でした。


17時20分ごろに宿に到着。鬼怒川温泉周辺は山の中ということもあってか、17時ごろには周囲が分からないほどの暗闇になっていました。できれば16時ごろには宿に着いて、温泉でのんびりしたいところです。今夜の宿は「食べ放題&飲み放題」ですので、遠慮なくガッツリといただきます。

10月29日

昨夜は飲み過ぎたのか寝苦しく午前3時前には目覚めてしまい、その後は熟睡することができませんでした。6時ごろに温泉に入ってしばし心身ともにリラックスタイム。


朝食時間までホテル周辺を散歩。


なかなかの景色です。温泉地ですから、早めにチェックイン、遅めのチェックアウトという“のんびり”とした旅が似合いそうですが、日本一周の自転車旅ではその機会を作れそうもありません。


朝食もバイキングですが、昨夜の飲みすぎ&食べ過ぎの影響もあって、いつもより少な目。そして、宿を8時10分ごろにスタート。


朝食後にいきなりヒルクライムコースに突入では体に悪いことと、走りながらちらほら見えた鬼怒川の景色が良かったため、龍王峡で腹ごなしのハイキング。


ハイキングそのものが目的で龍王峡を訪れたならば、ハイキングコースをひたすら進んで、会津鬼怒川線の川治湯元駅から乗車して龍王峡駅に戻ってくるといいかもしれません。ちなみに180分のハイキングコースのようです。


日本一周補完計画では1日当たりの走行距離を減らして、なるべくこのようなハイキングを加える予定です。


「日塩有料道路(もみじライン)」のゲートに到着。ここからひたすら上りです。自転車の通行料は50円なり。


自転車の通行が禁止されている有料道路が結構ありますが、自転車も有料とはいえ、このような快適な道を自転車も走ることができるとはありがたいことです。


通称“もみじライン”に相応しく、コーナーの標識は紅葉です。


遠征初日は海岸に居たわけですから、このような山奥まで、少しずつ少しずつ上ってきたということになりますね。


10月下旬でも、少しずつ紅葉が始まっています。紅葉の見ごろ時期になると渋滞するようですので、その時期に自転車で上るというのはツライかもしれません。


「富士見台」から眺める日光の景色。


唯一の休憩ポイント「峰の茶屋」。「白滝」を眺めながら小休憩。


“もみじライン”の頂上には何もなく、いきなりダウンヒルが始まるため、気合を入れて上ってくると頂上で写真を撮る余裕は無さそうです。


快適なダウンヒルがひたすら続きますが、真剣にブレーキングしなければ停まることができません。快適すぎて停まるのが面倒に思えるというのが正直なところ。


「今日のように交通量が少ない日にここをドライブすると気持ち良いだろうな」と思いながらブロンプトンを走らせます。


無補剛桁歩道吊橋としては本州一の長さを誇る全長320メートルの「もみじ谷大吊橋」。通行料は300円なり。

「補剛桁」とは「橋の床などの通行部分に、剛性補強の目的で設置される桁」のこと。無補剛桁ということは補強されていないという意味になりますね。それではどのように橋を安定させているのか。「ワイヤーロープを横に張る」だそうです。300円払って渡った先にあるのは、ただの公園。「渡ること」そのものに意義があるということでしょうか。


最後の立ち寄りポイントを目指して走っていると、このような怪しいオーラが漂う施設が現れます。近寄りがたい雰囲気がするため、このままスルー。(気になる場合は「那須戦争博物館」で検索)


上り始めて約8km、ようやく最後の立ち寄りポイントに到着。途中でコンビニ休憩を入れたとはいえ上り区間で約1時間も掛かるとは予定外。


那須塩原駅をゴールに設定しているため、那須高原はパスしても良いのですが、松尾芭蕉が『奥の細道』で立ち寄った「殺生石」だけは見ておきたかったのです。


恐山の超スモール版という雰囲気がしますが、あくまでも見た目の雰囲気であって、ここに何かしらを感じるということはなく、“恐山もどき”のレベルにも達しません。


盲蛇石(めくらへびいし)。解説板に由来が書かれていますが、普通に素通りしてしまう大きな石。

「殺生石を見に行った」という経験値にはなりました。日本一周をしていればこういうことは良くあります。旅行ガイドやネットで見た情報だけで「行った気になる」ではなく、実際に現地に行って、見て感じることに意義があります。


那須高原からひたすら下って、15時45分ごろに今回の遠征のゴールになる那須塩原駅に到着。3日間とも天気に恵まれた北関東遠征でした。


那須塩原駅の駅前の売店で購入した土産。自転車旅の場合は、土産はそのまま荷物になるので、途中で気が利いた土産を買うことができないため、土産品に対する家族からの評価はいつもイマイチです。

旅費
10月27日 新安城駅-佐原駅 9,470
昼食、夕食、おやつ、ドリンク 1,567
観光 170
みまつアネックス 2,500
10月28日 昼食、おやつ、ドリンク 1,190
観光 1,500
土産 500
鬼怒川ロイヤルホテル+入湯税 6,950
10月29日 昼食、おやつ、ドリンク 945
観光 350
土産 1,260
那須塩原駅-新安城駅 13,940

合計 40,342円



関連エントリー