「京都→愛知→静岡→神奈川→東京」のルートの続きとして関東編に突入します。そして関東編のゴールは「滋賀→岐阜→長野→群馬→埼玉→東京」のルートに接続させることになります。関東編の第一弾は「東京スカイツリー」と「千葉市内観光」を柱にあちこち立ち寄ります。
・20121223「東京~姉ヶ崎」 距離94.3km、獲得標高353m
2012年12月の遠征は2泊3日を予定していましたが、3連休初日が「雨」確定となっていたため、1泊2日に変更。3月の関東遠征の前段階のつもりであれこれルートを検討していましたが、1泊2日では結局のところ“繋ぎ”が難しくなります。そこで、東京駅から千葉エリアの行けるところまで行って輪行で東京に戻り、翌日は東海道の「東京~小田原」を走ることにしました。
日本全国制覇一筆書きルートの関東エリアのスタート地点としては「東京スカイツリー」になりますが、改修工事が終わった東京駅をじっくり見ることにしました。
「全てのルートを接続させる」というルールにおいて、今回の走行ルートの1つ手前に該当するものは「横浜山下公園と東京スカイツリー」になります。
今後は東京駅そのものが観光地化していくと思われますが、現段階では観光客でごった返しているという雰囲気はなく、じっくりと眺めたり写真を撮ったりできます。
本日の前半パートとなる「東京駅→東京スカイツリー→柴又」のルートについては、ツイッターで「スターチャンネルさん」からアドバイスをいただいたのですが、正直言ってチンプンカンプン。過去に2回、走っているとはいえ、その時も東京スカイツリーの周辺で迷っています。とりあえずソニーのナビ―にインポートさせてなんとか。。。ここでサプライズ。ありがたいことに「東京駅→東京スカイツリー→柴又」の区間をスターチャンネルさんがガイドしてくださることになり、午前9時スタート。
走りやすい道をサクサクと進んで、東京スカイツリーの定番スポット。2010年12月の訪問時にも立ち寄った場所ですが、現在は奇妙なモニュメントが設置されています。
東京スカイツリーそのものを撮っても面白くないので、ここは水面に映る東京スカイツリーをカシャ。たまたま風が止んでいたので撮ることができましたが、絵的には「青空」が欲しいものです。
東京スカイツリーから水元公園までの区間は地元民ならではのルートで、船着場跡、謎のパン屋(?)、そしてミニベロの聖地「サイクルハウス しぶや」を案内いただき、楽しいポタリングタイムを過ごすことができました。自転車雑誌を見ながら「こういうのが欲しいな」と思えるミニベロが目の前に全て置いてあるわけですから、ヘタに入店してしまうと物欲に負ける確率が100%になるため入店せずに外から眺め、ぐっと我慢。
東京と埼玉の県境のある水元公園ですが、都心部とは思えないほど広大で静かな公園です。時間を忘れて、のんびりまったり過ごせそうな雰囲気。
ここで昼食タイム。うどんは「出し汁で勝負!」という感じで癖も無く美味しくいただきました。
そして柴又の「寅さん記念館」に到着。スターチャンネルさん、ありがとうございました。さて、時刻をチェックしてみると既に予定より1時間30分以上の遅れ。。。やはり東京都内の移動は「走りやすい道」を選んでも時間辺り10kmほどになってしまうようです。ロードで爆走すればもう少し進むみたいですが。
「寅さん」は今なお人気があるようで、ひとつひとつじっくり時間を掛けて見ている大勢の人たち。のんびりする時間が無いのでササッと館内を回り。。。
こちらは「山田洋次ミュージアム」。急ぎ足で見学して駐輪場に戻ると時刻は既に午後1時。予定(見込み)では正午頃に後半の部に突入でしたので、ちょうど1時間遅れ。東京駅から柴又までが約35km、寄り道をするため柴又から木更津までは75kmありますが、この1時間遅れをどこで挽回すれば良いのか考えながら先を急ぎます。
36県目「千葉県」に突入。ブロンプトンで走った都道府県は、愛知、岐阜、三重、静岡、長野、山梨、東京、千葉、神奈川、群馬、埼玉、福井、石川、富山、兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、島根、愛媛、香川、高知、徳島、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、大分、鹿児島、沖縄、以上の36都府県。
長沼の駒形大仏は1703年に鋳造されたもので、駒形観音堂の境内に鎮座しています。駒形観音堂は御成街道を往来する人馬の安全と疾病退散を祈願し建立されたとのこと。この大仏様を拝見したくて、結構な遠回りをしています。柴又からここまでノンストップで走ってきた割には時間辺り15kmほどしか進みません。どう考えても木更津まで行けるわけがないため、千葉市内に入ったところで再検討。
千葉神社に到着。
特別な何かあるというわけではなく、極々普通の奇麗な神社。写真だけ見せられてもどこの神社なのか分かりませんが。
そして千葉城(亥鼻城)。「源頼朝の挙兵に際し、いち早く参陣して東国武士団の動向に大きな影響を与えた千葉介常胤の父千葉介常重によって1126年築城された城」だそうです。現在は、千葉市立の資料館になっています(昭和42年開館)。
既に日が傾いています。ここから先は、「千葉ポートタワー」とその周辺散策をバッサリカットして、ひたすら行けるところまで行き、「夜間走行をしない」というルールがあるので、日暮れになったらタイムアップとします。
「木更津駅」16時40分発の快速に乗りたかったため、その手前のどこの駅をゴールにしようか考えながら走り、道路標識に出てくる地名なら快速が停まるだろうと推測して「姉ヶ崎駅」を行き先に設定。ちょうど日暮れ時刻、姉ヶ崎駅に到着。上手いこと乗りたかった快速に間に合って「錦糸駅」まで戻りますが、「1時間」をリカバリーさせることができなかった。。。だいたい予測通りの結果ということになります。
「錦糸駅」周辺の宿に荷物を預けて、東京スカイツリーを見るためにテクテクと歩きます。クリスマスシーズンということもあって、イルミネーション目当ての大勢の人達。
水面に映る東京スカイツリー。昼間より良い感じです。
この2時間ほど前に点灯されたツリーなどとセットで東京スカイツリーをカシャ。後程知りましたが、その点灯式には「スギちゃん」が参加していたらしい。
個人的には東京スカイツリーを見るのなら「夜」かなと思います。
来シーズン用に注文したレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」が運よく遠征前日に届いたため、今回の遠征では久しぶりに「オリンパス・ペン E-P1」を使ってみました。今回は「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」を持ってきていませんが、フォトポタなら「14-150mm」と「9-18mm」の2本体制で十分いけるという感触はありました。
交通費
名鉄 新安城駅→豊橋駅 650円
新幹線 豊橋駅→東京駅 8190円
JR 姉ヶ崎駅→錦糸町駅 950円
宿泊費 7000円