「WebMail」の利用状況をチェックしたところ、長期間利用していないユーザがチラホラ(いや大量だ)いた。
私が作った「WebMail」は、私が欲しかったから自分で作った代物で、あくまでも“ベータ版”である。
そんな“ベータ版”でも「便利だから」ということで、80数名の「モニターユーザ」で運営してきた。
数年後、某ネットワーク管理者が某製品版を購入したことで、「WebMail」は“お役目ごめん”になるハズであった。社内的な建前としては「完全切り替え」であったが、実は使い続けられていた。
高機能とはいえないが、“軽さ”と“使い勝手”の面で「WebMail」を使い続けてくれるユーザ数は結構ある。
ということで利用状況をチェックしてみた。
2007年1月1日以降の利用数が“ゼロ”のものは告知無くアカウントをバッサリ削除。これで登録ユーザ数が半分になった。
残ったアカウントを見て、ある面白いことに気がつく。
以前と変わらずに「WebMail」を使い続けてくれるグループ、某製品版との併用をしているのか極端に「WebMail」の利用数が減ったグループ、この二つのグループに“ある条件で”はっきりと分かれているのである。
その条件とは………「年齢」である。それも「40歳」を境に真っ二つに分かれる。
ある程度の年齢になってくると、「そう変わらないものなら今まで使ってきたものをそのまま使い続ける」というパターンに当てはまるのかもしれない。